第48回鳥取県採石場安全対策審議会

開催日時、場所

日時:平成28年12月26日(月) 午後3時00分から午後5時00分まで
場所:県庁 議会棟 特別会議室

出席者

<審議会委員>

藤村  尚  鳥取大学名誉教授     (地盤工学)
岡 真理子  鳥取大学農学部准教授   (植物環境生理学)
山本 真弓  日本樹木医会鳥取県支部  (樹木医)
衣川 益弘  鳥取環境大学名誉教授   (労働安全衛生)

<県側出席者>
鳥取県土整備事務所、治山砂防課

審議状況

1.開会

2.主催者挨拶(的場課長)

3.岩石採取計画について
(1)報告
平成28年度岩石採取場現地検査指摘事項と対応状況
第42・47回鳥取県採石場安全対策審議会における答申についての対応状況について

(2)審議(4件)
審議案件
1 足立義明       (岩美郡岩美町岩本地内)
2 足立義明       (岩美郡岩美町浦富地内)

<委員から頂いた意見、留意事項等>
1 足立義明(岩美町岩本地内)の変更認可申請について
意見
(1)掘削勾配が基準を満たしていないとのことであるので、切り直し等の対策を講じること。
留意事項
(1)海岸に近いため、緑化には耐潮性が大きいクロマツが適している。ヤシャブシは肥料木であるので、あまり多く植えないこと。小段の植栽については、マサ山なので小段を掘って客土をすることは避け、現地にあった表土を表面に10cm程度敷く程度でよい。
(2)種子吹付けの肥料により、マツが枯れてしまう恐れがあるので、肥料は少なめがよい。その場合の種子には、肥料が少なくても育ち、根粒菌との共生により窒素固定を行うことができるマメ科植物(クローバー)などを検討してみてはどうか。
確認事項
(1)砕石施設については、一定規模以上となると騒音規制法の特定施設として届出が必要となるので、届出が必要か確認すること。
参考意見
(1)小段の緑化は、3年目にまとめて実施するのではなく、小段が完成する都度、実施することが望ましい。
2 足立義明(岩美町浦富地内)の認可申請について
意見
(1)審議会で緑化の議論を行っているが、現地の状況を見ると、意見等が実施に反映されているかどうか疑問である。適切に行われるよう管理、指導を徹底してもらいたい。
(2)採石場の区域が現地で不明確となっている。周辺で廃棄物処理等いろいろな事業を行っているので、きちんと区域が区別できるようにし、責任の所在が明確となるようにすること。
(3)区域内に採石とは関係ないもの(配水管等)が仮置きされているので、関係がないものは撤去し、置かせないこと。
留意事項
 無し
確認事項
(1)区域外の採石場跡地付近に置かれている製品の山は、当該採石場で採取したものかどうか確認すること。
参考意見
(1)早期緑化には、クズも適しているので検討してみてはどうか。

4.その他
 無し

審議会の状況

<現地調査の様子 足立義明(岩美町岩本)>

現地調査の様子

<現地調査の様子 足立義明(岩美町浦富)>

現地調査の様子

<審議会の様子>

審議会の様子

  

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