去る1月21日に、くらよし在宅センター内アゼリアホールにおいて、倉吉病院・藤井政雄記念病院職員及び関係する系列の福祉施設の職員約50名が参加して、簡易型図上訓練が開催され、当課の職員2名も参加し、指導・助言を行いました。
訓練は、倉吉病院(2班)、藤井政雄記念病院(2班)に分かれ、震源を倉吉市南部とする震度6弱の地震が発生し、建物被害が発生すると同時に、倉吉病院5階病棟、藤井政雄記念病院3階病棟でそれぞれ火災が発生した想定で訓練を行いました。
我が身に起こり得る危険性を知り、災害時の職員の対応に万全を期すこと、 消防計画やマニュアルの見直しを図ること、 訓練を通じて、防災意識を向上させることを目的として実施した訓練では、地震発生後、被害想定に基づいて、入院患者等に対する地震発生後の対応、優先順位をつけて何をしなければならないか、消防計画、病院マニュアル等に基づいて、各担当係の対応についての検討や、今後の対応や1時間又は3時間経過後の対応検討を行いました。
避難手段・場所の確保等、日ごろ気がつかないような問題点が見つかる等、有意義な訓練になりました。
訓練の内容・進行
- 訓練の説明(訓練の主旨、手順等)
- 各グループ(4班)の役割の決定:各班において、進行役1名、記録者1~2名、発表者1名の決定
- 図面上に普段の病院の状況等を掲示、記入(消防用設備、危険物、建物状況等)
- 被害想定の説明、付与
- 各対応(検討事項)について、個人、班にて検討(グループ討議)
- 各グループにて出された検討結果について発表
- 訓練に関する全体的な講評