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DIG実施状況

DIG実施状況/ご案内

2005年01月12日
簡易型災害図上訓練(DIG)スキルアップ研修について


 行政職員のスキルアップ等を目的として、鳥取県の東部・中部・西部において、以下のとおり災害図上訓練を行いました。
 大変イメージしやすく問題点等の把握に役立つ等の意見があり、今後各団体での開催につながる訓練となりました。

日時・場所 東部地区 平成17年1月11日15:00~17:00 鳥取県庁災害対策本部室
中部地区 平成17年1月12日10:00~12:00 鳥取県中部総合事務所
西部地区 平成17年1月12日14:30~16:30 鳥取県西部総合事務所
参加者 各市町村職員等
目的
  1. 地域防災力の向上を図るため、各市町村が主体的にDIGに取り組む体制整備の支援
  2. 昨年度開催したDIG模擬研修会の参加者を対象として、DIG進行技術・技能の向上を図る。(スキルアップ)
  3. 初めての参加者は、DIGに参加することにより実施手法、進行技術等の要領を研修し、DIGについて理解をする。(DIG手法の習得)
実施内容
  • 各グループに進行役を配置し、独自のやり方でDIGを実施。
    • 地図の繋ぎ合わせ
    • 防災関連施設等の記入
    • 被害想定の付与
    • 各グループ討議(検討事項の提示を行ない、災害時の対応・対策・被害予想等を検討、整理)
  • DIG実施後に、参加者にて進行要領等の検討を実施する
図上訓練の様子


DIGの進行(やり方)
  • DIGには、色々なDIGがある。その進行については、全く同じと言う訳にはいかない。
  • 基本を覚えてもらって、それぞれにあった、やり方でアレンジしてやっていく。
  • 参加者が町内会等であれば、参加者の顔と名前が大体わかると思うが、参加者が色々な立場の人であれば、名札、簡単な自己紹介等もあれば、雰囲気がなごむと思う。
  • DIGを始める前に、グループの参加者の雰囲気をつかんでしまう。
  • グループの中でリーダー的な方を選んでやった方が進行もスムーズである。
  • 地図上にマジック等で記入する場合、凡例を示す。(色分けが、スムーズである)
  • 防災関連情報の書き込みが、終わった時点又は、被害等を書き込んだ後に、参加者で地図を見てもらい、今どんな状況になっているかを把握する。(目で見れば平素の状況、災害の状況が分かる)
意見・感想等
  • 現状把握等が非常に分かりやすく良い訓練であった。
  • DIG訓練は、イメージ的に判断ができ、文字で伝えるより早く理解できる、大変有意義であった、事務所(職場)でも早々やってみたい。
  • 具体的に問題点がはっきりすることができた。今後の防災対策に役立てることができると思う。
  • 付与条件の内容によっては、所内レベルでできると感じた。イメージトレーニング重視したDIGに防災意識を高める手法のひとつとして有益である。
  • 自治会の自主防災組織等でDIGをやってみたいと思う。
  • 初めての訓練であったが指示が1つ1つ区分されていて分かりやすくできた。
  • 小さい集落単位での活用が有効であると感じた。細部までいきわたる防災に対しての意識付けが必要であると感じた。
  • DIGの訓練を通して、職場から意識改革ができたらと思います。持ち帰って集落への訓練を予定しています。「自分の地域は、自分で守る」という意識をもってもらえたら良いと思う。
  • 多くの課題問題点が出やすくわかったが、問題点が出すぎて収集がつかなくなる。
  • 次回以降に役に立つ経験となった。
  • 具体的に、誰が何をすべきか想定して訓練を進めると、出来ること、出来ないことがはっきりして対策の役に立つと思う。
  • 災害が起こった時、何をしなければならないか考えておかないと実際の災害時どのように動いていいのか、全くわからないと思った。職員、住民の意識も大切だと感じた。
  • 実際に災害を経験したことがないので、これだけ様々な問題が生じることを感じた、普段からこういう作業のできる体制作りが必要だと感じた。
  • 地域の再認識として、住民参画のDIGを実施していきたい。
  • 良い進行だと良いDIGになるのでは、実施にあたってはグループの進行役との調整(進め方について)が必要。
  • 初めてであったので、何をやって良いのか分からなかったが、最後には少しは、分かった、回数を重ねることが大切。
  • 普段考えることがないが、万一の場合どうすべきか、少し考えることが出来たと思う。DIGは具体的に考えることが出来るので良い手法だと思う。
  • 災害時に対し、ある程度事前に対策をたてておく事は、重要なことだと考えました。今日の研修における作業(地図上に記入)で防災を考えるときには、まず近隣の地形、家の並び等を考えるべき要因が多くあることが分かった。
  • 実際に災害が起きたときに行動が出来るかどうか、しかし、日頃から意識して実際に行動できればと思います。研修は楽しく学べたと思います。
  • 全体をみることが出来る点については、視感的でよい。ただし資料等によってより深いところまで分かる必要があるのではないか。感覚的に話を進めてしまう危険性がある。
  • 区域を限定して実施すれば、もっと具体的な意見がでてくると思う
 

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