本日の鳥取砂丘は、冬型の気圧配置が強まり、北西の強風が吹き荒れました。砂丘の中は、いきなりの!砂嵐状態で、観光客の皆さんは自然のパワー!と・・貴重な体験?が出来たのではないでしょうか?
砂漠の砂嵐を思わせるような日でした。
皆さんの服装も、マスク、マフラー、フード付きジャンパーで、台風並みの風の中を歩いておられました。すごい!・・・中には目に砂が入らないように、ゴーグルを着けている方も、・・。
地面の乾いた砂は風に飛ばされ、大移動です。こうなると、砂丘全体の景色が、シマシマのゼブラ模様となります。
下の写真は昨年の2010年12月1日に正面階段を登った所の、堆砂垣を写したものです。
それから、3ヶ月後の今は、・・。
すっかり、砂に埋もれています。堆砂垣の高さは約1,3m ありますが、その上を皆さんが歩いています。そしてこの上を砂が流れているんです。あらためて、砂丘を創りだした風の力は、すごいと感じます。
ところで今日は、3月9日ですね!・・ゴロあわせでの「サキゥウの日」は、・・「砂嵐の日」となりましたが、・・「鳥取砂丘ジオパークセンター」の前にある足洗い場が今年、一番にぎやかだったようです。☆
一瞬、・・風が止みました。
このままの風景でいてほしかったのですが、・・・・夕方からは、雨と小雪もチラつきました。
早く砂嵐が去って、・・鳥取砂丘も春に近づきたいものです。
(青レンジャー)
砂丘事務所 2011/03/09