声かけ事案などの不審者情報とは
声かけ事案などとは、子どもに「お菓子をあげる、車に乗せてあげる」などと言って誘う事案や女性に卑猥な言葉をかけたり、つきまとったりするなどの誘拐事件や性犯罪などの前兆と思われる事案で、学校や地域の皆さんなどから警察に届出があった情報を言います。
なお、当ホームページには、警察が認知した事案情報でも、被害者のプライバシーや事件捜査などに支障がある内容については、一部掲載を見合わせているものがあります。
防犯対策
子どもと女性の方へ
- 夜間は一人での外出は極力控え、もし外出する場合には明るい交通量のある道路を通行するか友人等複数で行動しましょう。
- 夜間は家族に送迎をしてもらいましょう。
- 不審者の接近に気づかなくなるので、外出中はイヤホンで音楽を聴いたり、携帯電話の操作に集中することはやめましょう。
- 外出時は防犯ブザーを持ってすぐに使えるようにしておきましょう。
保護者の方へ
「イカのおすし」を言い聞かせてください。
- 「イカ」ない
- 「の」らない
- 「お」おごえでさけぶ
- 「す」ぐににげる
- 「し」らせる
- お子さんの帰りが夜遅くなったときは迎えに行きましょう。
- 県内のコンビニエンスストアは、「子どもと女性を守る安全・安心ステーション」活動を行っています。何かあったらコンビニエンスストアに助けを求めるように子どもさんに教えてあげてください。
- 子どもの行動を日ごろから把握し、被害を話しやすいように、コミュニケーションをとりましょう。
- 被害の多くが学校(塾)等の帰宅時間帯であることから、なるべく保護者の方の送迎をお願いします。また、防犯ブザーやホイッスルを持たせ、いつでも使えるようにしておきましょう。
地域の方へ
- 児童の登下校の時間帯にパトロールをしましょう。(犬の散歩、ジョギング等、無理なくできる範囲でパトロールに参加してください。)
- 通学路や遊び場等の安全点検を行い危険箇所があれば子どもや保護者に教えてください。
- 不審者(車)などを見かけた場合は、警察等に連絡しましょう。
- 地域の方が通学路等の防犯パトロールをする場合は、帽子、腕章、たすき等を着用て、子どもたちにパトロールと分かる服装をしましょう。
- 子どもには、「知らない人にはついて行かない」「知らない人の車には乗らない」等の指導を徹底してください。
- この声かけ事案発生状況の中には、本当は全く悪意がなく道を尋ねるつもりで声をかけたものであったが、一方的に子どもが恐ろしいと思ったなど、被害者の主観的な受け方により届出した事案も含まれている場合もありますので、活用には十分に注意してください。