中学・高校生と高齢者の自転車乗用中の交通事故の分析結果について

 毎年5月は、自転車活用推進法上の自転車月間であることから、この度、鳥取県内における中学・高校生と高齢者の自転車乗用中の交通事故を中心として、自転車被害にかかる交通事故について分析を行いました。

自転車乗用中の死傷者は、中学・高校の6学年で全死傷者の24.6%

  • 過去10年間(平成23年から令和2年)で、自転車乗用中の交通事故によって1,466人が死傷し、うち32人の方が亡くなられています。
  • 高校生の死傷者が256人と多く、中学・高校の6学年で自転車乗用中の全死傷者の24.6%を占めています。
  • 死傷者は20代以降ほぼ横ばいで推移しているものの、高齢になるにつれ、死傷者数が増加しています。

中学・高校生の自転車乗用中被害の特徴

  • 中学・高校生は、16時台から17時台が85人と最多で、次いで8時台から9時台が71人と、登校・下校の時間帯の被害が多くなっています。
  • 通行目的別では、中学・高校生は登校が118人と最多で、登下校で229人(63.4%)が死傷しています。
  • 中学・高校生は、市町村道での被害が52.9%(191人)と半数以上を占めています。
  • 中学・高校生の死傷者の37.7%(136人)に何らかの法令違反があり、他の年代と比較して指定場所一時不停止の違反割合が、高齢者の約5.5倍、他の年齢の約1.9倍高くなっています。
  • 自転車乗用中の死傷者のうち、高校生のヘルメットの着用率は3.1%と、中学生の着用率(45.7%)から大きく減少しています。

高齢者の自転車乗用中被害の特徴

  • 高齢者は、10時台から11時台の被害が108人と、他の時間帯と比較して被害が顕著となっています。
  • 通行目的別では、高齢者は買物飲食が153人と最多です。
  • 高齢者の自転車乗用中の死傷者で、何らかの法令違反がある者のうちの36.3%が安全不確認によるもので、また、他の年代と比較して操作不適の違反割合が、中学・高校生の約9.3倍、他の年齢の約3.6倍高くなっています。
  • 自転車乗用中の死傷者のうち、高齢者のヘルメット着用率は1.2%と、学年・年代別で見ると、母数の少ない幼児(非着用・3人)を除いて最少となっています。

県民の皆さまへ

  • 自転車を利用する皆様へ
  1. 自転車の交通ルールを遵守し、特に交差点において安全確認を徹底しましょう。
  2. 事故時の被害軽減のため、「鳥取県支え愛交通安全条例」(平成28年10月施行)の規定に基づいて、ヘルメットを着用するなど、自転車の安全利用に努めましょう。
  3. 自転車乗用中の交通事故により生じた損害を賠償するための、保険又は共済に加入するように努めましょう。
  • 自動車運転者の皆様へ
  1. 交差点を通過する際には、一時停止などの交通規制を遵守するとともに、自転車や歩行者に対する思いやり運転を心がけましょう。

中学・高校生と高齢者の自転車乗用中の交通事故の分析結果について(pdf 82KB)

別添資料(pdf 378KB)

  

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