飲酒運転の根絶

 夏期から年末にかけて、飲酒運転による交通事故が多発傾向にあることから、過去10年間における県内の飲酒人身事故の発生状況と令和4年上半期の飲酒事故発生状況についてまとめました。 

飲酒運転は悪質・危険な行為です!絶対にやめましょう!

○ 飲酒人身事故は、夏期から年末にかけて多発傾向(過去10年の飲酒人身事故)

  • 県内の人身事故は、過去10年間(平成24年から令和3年)で137件発生し、同事故により17人が死亡し、157人が負傷しています。
  • 飲酒人身事故137件のうち、7月、11月、12月に各15件発生し、9月から12月の4か月間では51件(37.2%)発生するなど、年末にかけて多発する傾向にあります。
  • 過去10年間の飲酒事故の死亡事故率(死亡事故件数÷事故件数)は「飲酒あり」が11.7%、「飲酒なし」が2.2%と「飲酒あり」が「飲酒なし」の約5.3倍となっています。
  • 時間別では、16~20時が全体の23.4%と最も割合が高くなっています。
  • 0~4時は19.0%で、「飲酒なし」の同時間帯の10倍となっています。
  • 運転者の年齢層別では、50代が21.9%と最も割合が高く、「飲酒なし」の50代の約1.7倍となっています。

    注)資料は、原付以上運転者(第1当事者)のデータを元に作成しています。

令和4年上半期の飲酒事故の発生状況(人身事故と物損事故の合計(速報値))

○ 本年6月末現在、飲酒事故は24件発生し、前年同期の19件から5件増加しています。

  • 月別では、3月を除く各月で4件以上発生しています。
  • 時間別では、8~10時が5件(20.8%)と最も多く、次いで20~22時が4件(16.7%)となっています。
  • 運転者の年齢層別では、50代が6件(25.0%)と最も多くなっています。

県民の皆様へ

  • 飲酒運運転は、死亡事故など重大事故に至るおそれの高い非常に危険な行為であり、絶対にやめましょう。
  • 前夜に飲酒したことにより、翌朝体内にアルコールを保有した状態で運転すると二日酔いによる飲酒運転になります。
  • 飲酒量や飲酒時間を決めたり、アルコールチェッカーにより確認するなどして、二日酔いによる飲酒運転をしないようにしましょう。
  • 家庭、職場、地域等でも「飲酒運転は、しない、させない、ゆるさない」という環境を醸成し、飲酒運転の根絶を図っていただくようお願いします。

 

 飲酒運転の根絶 (pdf 123KB)

 添付資料 (pdf 93KB) 

  

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