飲酒運転の根絶(令和7年版)

  ~飲酒運転は悪質・危険な行為です!絶対にやめましょう!~

 飲酒人身事故の発生状況と令和7年6月末現在の飲酒事故及び取締り状況についてまとめました。 

過去10年(平成27年~令和6年)の飲酒人身事故の発生状況

  • 県内の飲酒人身事故は、過去10年間に116件発生し、同事故により19人が死亡し、133人が負傷
  • 死亡事故については、11月の発生が最も多く、上半期よりも下半期に多発する傾向
  • 過去10年間の死亡事故率(死亡事故件数÷事故件数)は、「飲酒あり」が約13.8%、「飲酒なし」が約2.2%と「飲酒あり」が「飲酒なし」の約6.3倍

飲酒人身事故(116件)の分析結果について

  • 時間別では、16~20時の間に29件発生(25.0%)と最も割合が高い
  • 0~4時の間に17件発生(14.7%)し、同時間帯の「飲酒なし(1.6%)」の約9.2倍
  • 運転者の年齢別では、50代が27件(23.3%)で最も割合が高く、50代の「飲酒なし」の約1.7倍
  • 事故類型別では、単独事故は17件発生(14.7%)し、「飲酒なし」の約5.7倍、正面衝突は14件発生(12.1%)し、「飲酒なし」の約3.9倍
  • 曜日別では、水曜日に21件発生(18.1%)と最も割合が高く、日曜日は20件発生(17.2%)し、「飲酒なし」の約1.5倍

令和7年1月から6月末までの飲酒事故(人身・物損)及び飲酒運転取締り件数

【飲酒事故(速報値)】

  • 飲酒事故は30件発生し、前年同期の29件から1件増加
  • 時間別では、0~4時が9件(30.0%)と最多
  • 運転者の年齢別では、65歳以上の高齢者が8件(26.7%)と最多

【取締り件数(速報値)】

  • 取締り件数は71件で、前年同期の33件から38件増加
  • 取締り件数71件のうち、34件が自転車による違反
  • 時間別では、0~4時が25件(35.2%)と最多
  • 運転者の年齢別では、40代が17件(23.9%)と最多

県民の皆様へ

  • 飲酒運転は、死亡事故など重大事故に至るおそれの高い非常に悪質で危険な行為。絶対にやめましょう。また、自転車の酒気帯び運転も禁止されていますが、増加傾向です。絶対に飲酒運転をしないようお願いします(令和6年11月1日施行の改正道路交通法により、罰則が整備)。
  • 前夜に飲酒したことにより、翌朝体内にアルコールを保有した状態で運転すると二日酔いによる飲酒運転になります。飲酒量や飲酒時間を決めたり、アルコールチェッカーにより確認するなどして、二日酔いによる飲酒運転をしないようにしましょう。。
  • 家庭、職場、地域等でも「飲酒運転は、しない、させない、ゆるさない」という環境を醸成し、飲酒運転の根絶を図っていただくようお願いします。

 

  飲酒運転の根絶 (pdf 66KB)

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