相談事例1
オンラインゲームにログインしたところ、ゲーム内のアイテムなどが無くなっていた。
相談事例2
ゲーム内で「アイテムを交換するのでIDとパスワードを教えてほしい」と言われたので、相手を信用してパスワードなどを教えたところ、ゲームにログインできなくなってしまった。
          
         
      
        
        
          
          ログイン履歴を確認する
ゲームによってはログイン履歴が確認できることがありますので、この機能を使って身に覚えのないログインがないか確認して下さい。見方がよく分からない等の場合は、その画面を印刷する、デジカメで撮影するなどして最寄りの警察署にご相談下さい。
IDの利用停止申請をする
ログイン履歴を確認して、身に覚えのないログインがあった場合は、オンラインゲームの事業者に対してIDの利用停止申請を行いましょう。放置していた場合、無用のトラブルに巻き込まれる(誰かがあなたのキャラクターを使って犯罪予告をするなど)おそれもあります。
警察に相談する
他人のIDとパスワードを使ってオンラインゲームにログインする行為は、「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」(不正アクセス禁止法)に規定されている「不正アクセス行為」、つまり犯罪となります。
不正アクセスの被害者は、この場合はオンラインゲーム事業者になりますが、あなたはオンラインゲーム事業者からゲームの利用を許可された「利用権者」という立場にあり、警察が不正アクセス事件を捜査する上で、大切な人になります。
自分のIDとパスワードを誰かに勝手に使われてしまったような場合は、すぐに最寄りの警察署にご相談下さい。
          
         
      
        
        
          
          IDとパスワードは、インターネット社会での「印鑑」のようなものです。次の注意事項を参考にして、厳重な管理をお願いします。
パスワードの設定
    - IDと同じパスワードを使わない。またはIDの一部をパスワードにしない 
 
    - 名前、住所、生年月日、電話番号、自動車のナンバーなど、他人が簡単に推測できるような情報は、パスワードとして使用しない 
 
    - できるだけ長い文字列を使う。大文字と小文字、記号、数字を組み合わせ、複雑なものを使う 
 
パスワードの管理
    - 定期的に変更する 
 
    - メモに残さない(または目につくようなところにメモしない) 
 
    - 人に教えない 
 
    - 複数のサイトで同じパスワードを使い回さない