倉吉市 男性
倉吉署打吹交番員は、高齢男性から「自転車で買い物をしていたら暗くなり、家に帰れなくなりました。家までの道順を教えてください。」との申し出を受けました。交番員は、男性を落ち着かせ、所持品を確認した結果、健康保険証から住所氏名が判明しました。同男性に優しく体調、けがの有無などを確認し、自宅に連絡後、同男性をパトカーで自宅まで搬送して妻に引き渡し、その後、乗車していた自転車も自宅に搬送しました。その後、同男性の息子から警察署に電話で「私の父が交番の方に大変お世話になり、お礼を伝えたくて電話しました。優しく丁寧に父に接していただき本当に感謝しております。」と感謝の言葉をいただきました。
西伯郡大山町 女性
琴浦大山署地域課員は、高齢女性から「マーケットで手押し車が無くなった。」との通報を受け、同女性方に臨場しました。女性は落胆した様子で「誰かが間違えて持っていったと思います。私にとって大切な愛車です。」と話しました。同課員は、優しい口調で、状況を確認しますと申し向け、直ちに所要の捜査を行ったところ、別の老女が手押し車を間違えて持ち去ったことが判明しました。その後、同女性に返還し、無事解決しました。後日、同女性から警察署宛に「返ってきた愛車を見たら涙が流れました。警察の対応の素早さに感心しました。感謝します。」と感謝の言葉が直筆でしたためられた礼状をいただきました。
米子市 男性
米子署交番勤務員は「海岸遊歩道でスケボー少年が道をふさいで迷惑している。」との通報を受け現場臨場しました。同所には遊歩道上で少年達がコーンを並べてスケートボードをしており、歩行者が通行に迷惑している状況でした。勤務員は、少年に対し、この道路は市民が利用する公共の場であり通行の妨げになっていること、米子市内にスケボー施設があるので利用することを説諭し、少年は素直に指導に応じ解散しました。翌日、通報者から県警ホームページに「通報に真摯な対応をしていただき大変ありがとうございました。おかげで安心して通行できます。」と感謝の言葉がしたためられた電子メールをいただきました。
大阪府 男子児童
智頭署員は、JR智頭駅から「列車から児童が降車したが、家出ではないか。」との通報を受け臨場しました。同駅には児童が1人でおり「列車に乗りたくて、親に内緒で来た。」と説明したが、児童は保護者の連絡先等を覚えておらず、関係機関を通じて母親に連絡したところ、母親は児童が県外にいる事実を知らず、警察に児童の保護を求めました。母親が迎えに来るまで児童が不安を感じないよう、署員が交代で話し相手を行い、湯茶や軽食を提供し熱中症にも配意しました。その後、駆け付けた母親に児童を無事引き渡しました。後日、児童から「僕と長時間一緒に待ってくれてありがとう。これからは迷惑をかけないようにします。」と感謝の言葉がしたためられたお礼の手紙をいただきました。
香川県 女性
鳥取署交番勤務員は「歩道で女性が倒れている。」との通報を受け臨場したところ、現場には高齢女性が倒れており、意識はあるが氏名等が答えられず、認知症が疑われ、また、熱中症の可能性もあることから、駆け付けた救急車に同乗して病院まで同行しました。診察の結果、軽症で帰宅することとなり、同女の娘に連絡したところ「私は県外ですぐに行けない。母は認知症で一人で帰宅するとエアコンも付けずに熱中症になる。警察で母を自宅に送ってほしい。」と依頼を受け、同交番勤務員は、同女を自宅に送り届け、居間エアコンを付け、居間で就寝させるなどの措置を行いました。後日、娘から「母から、昨日の警察官は、本当にいい方で感謝していると聞きました。私も本当に感謝しています。」と感謝の言葉をいただきました。
日野郡日南町 男性
黒坂署駐在所員は「車が崖下へ転落している。」との通報を受け、現場急行したところ、車両が道路から崖下に転落しており、意識がもうろうとした男性が運転席にいるのを発見しました。同所は、無線等の電波が届かない地域であり、同行していた通報者に、場所を移動して119番通報するよう依頼し、駐在所員は救急隊が到着するまで男性を動かさず、意識を失わせないように声を掛け続け、救急隊に引き継ぎました。後日、同男性から「事故時の記憶がありませんが、家族から駐在さんにお世話になったとお聞きしました。助けていただいた命は大切に使いたいと思います。」と感謝の言葉をいただきました。
鳥取市 男性
智頭署駐在所員は、小学校職員から、全校遠足で危険な道路を歩くので見守ってもらえないかとの依頼を受け、警察署員と連携して遠足の見守り活動を実施し、所々でパトカーから降車するなどして見守りや交通指導を行い、無事に遠足が終了しました。後日、小学校職員から「遠足では、駐在さんや本署の方に見守りをしていただき、大変ありがたかったです。安心して遠足ができました。」と感謝の言葉をいただきました。
和歌山県 男性
郡家署駐在所員は、観光客から、スマホを紛失し困っているとの届出を受け、同観光客の心情を察し「もう一度、一緒に探してみましょう。」お優しく語りかけ、一緒に立ち寄り先周辺を探しました。その後、駐在所員が紛失したスマホに電話してみたところ、拾得者が応答し、拾得者にスマホを駐在所まで届けるよう依頼し、無事、同観光客に返還されました。後日、同観光客から「大変お世話になりました。スマホが見つからなかったら、旅行を続ける気分になれなかったので、見つかったときのれしさはひとしおでした。」としたためられたお礼の手紙をいただきました。