防災・危機管理情報


美しい星空を活用してみませんか? ~ 星空魅力化創発塾のご案内

 鳥取県の美しい星空を、地域の活性化や観光振興、教育分野でもっと活用してみませんか?

 美しい夜空は、地域の魅力であり、地域資源です。星空で地域を盛り上げるためのヒントが満載のセミナー「星空魅力化創発塾」を開催します。星取県の美しい星空の活用について、ご関心のある方、お悩みのある方、ぜひ、ご参加ください。

星空を活用したイベントの例
写真:星空を活用したイベントの例

 

セミナーの概要

○開催日:令和7年(2025年)9月9日(火)~9月10日(水)
 ※両日とも、13時開会(受付開始は12時40分)で、終了は9日が17時40分、10日は16時45分です。
 ※一部のみの参加も可能です。講座全体のタイムスケジュールは、「セミナーの講義内容と講師陣」の項目をご参照ください。

○参加対象:鳥取県内の市町村や民間団体等で、星空の活用に関心のある団体・個人
 ※県外の方でも、鳥取県内での活動(市町村や民間団体等との連携・協力を含む)を実施または検討する団体・個人は参加可能です。

○開催の方式:対面参加とオンライン参加を併用したハイブリット形式で開催

○セミナー会場:とりぎん文化会館(鳥取市尚徳町101-5)第2会議室(※対面参加の場合)

○セミナーの定員:両日とも100名(先着締切)

○参加費:無料

○参加の方法:株式会社日本旅行(共催者)の以下のサイトからお申し込みください。
 株式会社日本旅行「星空魅力化創発塾」申込サイト >>  https://va.apollon.nta.co.jp/starbusiness_tottori/

○参加申込みの締切:令和7(2025)年9月8日 13時

 

《セミナーの実施体制》
 主催:鳥取県
 共催:株式会社日本旅行
 お問い合わせ先:鳥取県 環境立県推進課 星空環境推進課
  電子メール:kankyourikken@pref.tottori.lg.jp
  電話:0857-26-7409

 

セミナーの講義内容と講師陣

講座全体のタイムスケジュール

▶ タイムスケジュール(株式会社日本旅行のサイトが開きます)

 

星空でつながる地域と観光の未来(中島 修 氏)

 宙ツーリズムの観点と長年の旅行業の経験から星空を活用したブランディング(地域活性化)と観光における可能性と未来について考えます。

 

星空を楽しめる宿とはどんな宿?(田所 絵里 氏)

 日本旅行総合研究所認定「星空を楽しめる宿」を通して、しっかりビジネスとして星空を取り入れている宿泊施設をご紹介。また、星空を活用した旅行体験を考えます。

 

集客アップの観望イベント(小塩 智也 氏)

 実際に星空の利活用ができている宿泊施設での実体験をもとに、活用できるアイデアやコツを伝授します。

 

星空を見る時に使う機材の工夫(唐崎 健嗣 氏)

 星空イベントの実施における機材の活用について、実際に機材にふれながら説明。ユニークなアイデアでの使用もご紹介します。

 

星空起業のススメ(価値づくり)(唐崎 健嗣 氏)

 星空をビジネスとして成立させる仕組み(商品開発、ガイドのあっせん・調整)を考えます。

 

星取県の美しい星空の実用的な楽しみ方(千代西尾 裕司 氏)

 最新アイテムを使用した新しい天体観望や眼視以外で身近な機材を使用しての星空の楽しみ方をご紹介します。

 

星取県の魅力をさらにUPするのに大事なこと(都築 泰久 氏)

 数々の新規提案で、新しい星空ファンを開拓してきた経験から星空の観光活用の事例をご紹介します。

 

新しい星空ビジネス(価値を生かす)(中島 修 氏)

 参加者をチームにわけ、実際に考えた星空ビジネスをプレゼン。意見交換(ビジネス思考ワークショップ)を行います。

 

講師のご紹介

中島 修 氏((一社)宙ツーリズム推進協議会(株式会社日本旅行))

 東京都出身。明治大学商学部を卒業し、株式会社日本旅行に入社。主に法人セールスを担当し、小学校の遠足から数百名規模のヨーロッパ案件まで様々な添乗業務も経験。2011年にJAXAのロケット打上げ支援業務で人生初の打上げを体感し、宇宙の圧倒的なスケールに魅了されて宙の世界へ。宙の可能性と楽しさを沢山の方へ届けたいという思いを胸に、社内に宇宙事業の専門部署を立ち上げる。現在は宇宙ビジネスへの挑戦と宙ツーリズムの市場拡大に努めて活動中。総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者、星のソムリエ®、JAXA宇宙教育リーダー、天体望遠鏡マイスター。(一財)宙ツーリズム推進協議会事務局担当。

 

田所 絵里 氏(日本旅行総合研究所 星空総合コンサルティング部(株式会社日本旅行))

 星空案内人(星のソムリエ®)。星空イベントの企画や星空案内人資格認定講座の運営を担当。年間100回以上の星空案内や講師を担当。株式会社ビクセンにて望遠鏡の案内スタッフも経験。宇宙に関わるワークショップの考案・実施、学校様向けの宇宙クラスの講師、東京都浜松町にある「宇宙の店」でお話会&観望会を担当。2024年9月より日本旅行総合研究所星空総合コンサルティング部にも所属。星空を楽しめる宿へのコンサルティングや認定員として活躍中。

 

小塩 智也 氏(八ヶ岳グレイスホテル 支配人)

 長野県野辺山高原に位置する八ヶ岳グレイスホテル支配人。星空案内人(星のソムリエ®)。ホテルでは毎晩星空観賞会、年間数百回の星空ガイドを行っている。独自のスターパーティーなどイベント運営・担当。他に、スターラウンド八ヶ岳実行委員長として、八ヶ岳エリアでの星空ガイドの育成および星空イベントの開催を推進。地域では一社)八ヶ岳ツーリズムマネジメント、南牧村観光協会、南牧村商工会、南牧村宿泊業組合の理事も務めており、幅広く活動中。

 

唐崎 健嗣 氏(合同会社プラネタリウムワークス 代表社員)

 合同会社プラネタリウムワークス代表社員。日本天文学会正会員。星のソムリエ®みたか。NPO法人三鷹ネットワーク大学にて星空案内人養成講座の企画調整などの事務と講師、試験官を担当した。他に株式会社日本旅行、株式会社ビクセン、スターラウンド八ヶ岳実行委員会・一般社団法人星つむぎの村が実施する講座の事務局手伝いも行った。現在は移動式プラネタリウムを小学校や幼稚園、公共施設やイベント会場で実施し、星空解説を行っている。

 

千代西尾 裕司 氏(公立鳥取環境大学 教授)

 鳥取県の公立中学校理科教員を約15年、県教育委員会でいくつかの部署を回りながら約15年、その後島根大学教職大学院に教員として県から5年間派遣され、現職に。大学では、中学校理科の教員免許を取得するための理科指導法等を担当。県内の観望事情に詳しい専門家として活躍中。「見えるならば見てみたいよね」という好奇心から、いろいろな道具を使って天体観望を便利にしたり、興味を持つ人に広げたりしたいと活躍中。星座に詳しくなくても、美しい写真を撮れなくても、面白いと思っていただける星空の楽しみ方を伝授している。

 

都築 泰久氏(株式会社サイトロンジャパン ブランドマーケティング推進室室長)

 天体望遠鏡メーカーの広報宣伝担当の立場から、これまでに星空の魅力を広めるためさまざまな取り組みを実施。主なものとして、女性天文ファンを顕在化するため「宙ガール」を提唱、「宙フェス」開催へとつなげる。全国規模で天文を楽しむためのアイテムとして「日食グラス」を企画し商品化。天文イベントの有償開催定着を目指して「イベント事業」を社内で立ち上げる、など。元株式会社ビクセン企画部担当取締役。2023年にビクセンの取締役を退任、イベントコンサルとしてフリーランスへ。現在は株式会社サイトロンジャパンにて、Hα太陽望遠鏡での日中の太陽観察、小型軽量機材を使った「サクッと観望会」の提案など、最新機材を活用した、あらたな天文普及に取り組む。星のソムリエ®、(一社)宙ツーリズム推進協議会、副理事長、宙フェス実行委員。

 

Copyright(C) 2006~ 鳥取県(Tottori Prefectural Government) All Rights Reserved. 法人番号 7000020310000