犯罪の被害にあったことによって収入がなくなったり、少なくなったため生活に困っている人に対しては、困窮の程度に応じて、生活扶助、教育扶助、住宅扶助、医療扶助等の必要な保護を受けることができる生活保護制度が準備されています。
詳しくは、県、市町村の福祉相談窓口にお問い合わせください。
警察では、DV、ストーカー、児童虐待事案等の被害にあわれた方が、加害者から離れて保護される必要がある場合には、安全の確保について婦人相談所や児童相談所と連携の上対応しています。
詳しくは、担当の捜査員や県、市町村の福祉相談窓口にお問い合わせください。
被害者やそのご家族の中には、被害を受けたことで強いショックを受け、不安でたまらなくなったり、気持ちをうまくコントロールできず、悩んでいる方がおられます。
警察では、被害にあわれた方等の精神的被害回復を支援するために、精神科医や臨床心理士を被害者支援カウンセラーに委嘱するなど、被害にあわれた方等のためのカウンセリング体制(初回無料)を整備しています。
※被害後、このようなことはありませんか?
食欲がない、眠れない、体調が崩れる
恐怖・不安を強く感じる、事件のことが頭を離れない
突然に事件の記憶がよみがえる
自分を責めてしまう
誰も自分の気持ちを分かってくれないと思う
これは被害を受けた方に起きる自然な反応です。
心にダメージを受けてお困りの場合、一人で我慢したり早く立ち直ろうと無理に頑張ったりしないで、被害者支援カウンセラー制度をご利用ください。