局地的な大雨や水害から身を守るために

 近年、全国では、短時間に局地的に強い雨が降る局地的大雨や数時間にわたって大雨が降る集中豪雨による河川のはん濫や道路の冠水等により、死者が出るなど大きな被害が発生しています。
  

このような場所では注意しましょう

住居(地下室・地下ガレージ)

河川や側溝からあふれた水が流入し、場合によっては水没する危険性があります。

道路(歩行者・自転車)

路面が冠水し、道路と側溝の境目が分かりにくくなり、転落の危険性があります。

道路(自動車)

冠水部分に乗り入れて走行不能となり、場合によっては水没する危険性があります。

河原や中州(水遊び・魚釣り)

急な増水で流されたり、中州に取り残される危険性があります。

下水道管や用水路

急な増水で流される危険性があります。

登山

渓流の急な増水で流される危険性があります。
  

危険を感じたら、すぐ避難(こんなときは要注意!)

 局地的大雨から身を守るためには、最新の気象状況を確認するとともに周囲の状況の変化に注意を払い、天気の急変に備えることが必要です。
 雨が降り始めたら、すぐに水辺から離れ、高いところに避難しましょう。

低地の路上で・・・

「大雨時冠水注意」など危険を知らせる看板

空の状態が・・・

「真っ黒な雲が近づき、周囲が急に暗くなる」「雷鳴が聞こえる」「急に冷たい風が吹く」

川の状態・・・

「水かさが増える」「水が濁ってきた」「流木や落ち葉が流されてきた」

警報装置が・・・

「水辺でサイレンの音が聞こえる」

最新の天気予報で・・・

「大気の状態が不安定」「周辺や川の上流で雨が降っている」「大雨・洪水警報発令中」
  

大雨や台風のときは・・・

気象台が発表する「警報・注意報」に気をつけましょう

気象台が発表する「台風情報」や「警報・注意報」の最新情報をテレビやラジオなどから入手してください。


危険な場所に近づかない

雨で増水した小川や側溝は、境界が見えにくく、転落事故が発生します。また、山崩れ・がけ崩れも起こりやすくなります。大雨が降り出したら、これらの危険な場所に近づかないようにしましょう。


非常用品の点検

非常持出品の点検をしましょう。


災害発生の危険が迫った場合

市町村役場などからの避難指示があった場合は、すぐにその指示に従えるよう準備しましょう。また、危険を感じた場合は、あわてず速やかに避難しましょう。

  

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