A1.21世紀鳥取県教育ビジョンは「やさしさとたくましさを併せ持つ子どもたちを育てるために」を基本理念に、平成12年5月に策定されました。このビジョンは、鳥取県教育のおおむね10年間の基本的な方向を示すものですが、策定から約10年経過したこと、また、子どもたちの教育が中心であったことなどから、今回、生涯学習の分野や文化芸術振興なども含めて鳥取県教育振興基本計画を策定したものです。鳥取県教育振興基本計画の策定に当たっては、21世紀鳥取県教育ビジョンの「基本理念」や「目指す人間像」、「学校・行政、家庭、地域社会の役割」などの考え方を引継ぎながら発展的解消を図りました。
A2.鳥取県の将来ビジョンは、「みんなで創ろう「活力 あんしん 鳥取県」~心豊かな充実生活をめざして」をテ-マに、平成21年からの10年間を計画期間として平成20年12月に策定されました。この将来ビジョンは、人づくり・教育を重視し、「人財」(地域の宝である人材)の養成を進めるために、「地域みんなで応援する「すこやか子育て」」、「人財・鳥取の推進」に取り組むこととされています。この方向は鳥取県教育振興基本計画の方向性とも一致するため、計画の推進に当たっては将来ビジョンの方向性も留意しながら「人財養成」を進めていきます。
A3.「取組の方向」の中に示している鳥取県らしい取組みの主なもの、及び特徴的な数値目標は次のとおりです。
【鳥取県らしい取組み】 ○社会全体で取り組む教育(望ましい生活習慣やル-ル・マナ-の定着、子育て支援等) ・全国に先駆けた基本的な生活習慣定着の取組み →「心とからだいきいきキャンペ-ン」「高校生マナ-アップあいさつ運動」 ・全国に先駆けた企業と連携した子育て支援 →「家庭教育協力推進企業制度」 ○「朝読書」日本一→「読書活動の一層の推進」 ○ボランティア活動に住民が関わった割合が全国一→「NPOや地域と連携した教育活動」 ○鳥取砂丘、大山、日本海などの豊かな自然環境の活用→「体験学習の充実」 |
【特徴的な数値目標等】 ○「将来の夢や希望を持つ子どもたちの増加」 ○「子どもたちの望ましい生活習慣(含む読書活動、生活体験等)の定着」 ○「子どもたちの『学習意欲の低下』『学力の二極化』『運動実施の二極化』の解消」 ○「家庭や地域社会の教育力の向上」 |
A4.鳥取県教育振興基本計画は、5年間に取り組むべき具体的方向性について示すものであることから、策定から5年後を目途に見直しを行う必要があります。また、一方で、急速に変化する社会情勢のなかで、対応すべき教育課題も日々刻々と変化していくことが見込まれます。そのため、この計画の実施期間においても、毎年度点検・評価を行う中で、必要に応じて適時適切に新しい教育課題に対する検討を進めるなど、迅速かつ的確な対応を行っていきます。
なお、鳥取県教育振興基本計画を着実に推進するためには、事業量を指標とするのではなく、成果を指標とする目標の設定及び定期的な点検・評価とその結果のフィードバックが不可欠です。このため、この計画の達成に向 けて、毎年度実施する「教育委員会の点検・評価」の中で、計画の年度ごとの成果の進捗状況を点検・評価し、結果を反映させることにより、施策を確実に実現していきます。