埋蔵文化財センターのホームページ
青谷横木遺跡で国内で始めて確認された「山陰道」に伴う並木青谷横木遺跡で確認された柳並木の根株

古代「山陰道」に沿って築かれた盛土の上で確認された樹木根の樹種を調べたところ、柳であることが判明しました。
樹木根は列状に100mほどの長さで並んでいたと推定され、平安時代(10世紀後半)に街路樹として柳が植えられていたようです。
古代の街路樹が発掘調査において発見されたのは国内で初めて。
文献や和歌では都大路などに街路樹が植えられていたことが知られていますが、それを考古学的に裏付ける重要な成果です。
<街路樹に関する記述例>
・大伴家持が越中国の国司在任中(746年~)に読んだ歌。
「春の日に はれる柳を 取り持ちて 見れば都の 大路し思ほゆ」『万葉集』