平成27年11月17日「山陰近畿自動車道整備推進総決起大会」を開催しました

~「山陰近畿自動車道」の整備推進を訴えるため、鳥取県、京都府、兵庫県の関係者約210名が一堂に会して、「山陰近畿自動車道整備推進決起大会」(主催:「山陰近畿自動車道整備推進議員連盟」及び「山陰近畿自動車道整備推進協議会」)を開催しました~

開催状況

  

日時

平成27年11月17日(火)午後2時から午後3時まで

開催場所

参議院議員会館 1階講堂

要望内容(山陰近畿自動車道整備推進協議会)

鳥取県・兵庫県・京都府の日本海沿岸地域では、豊かな自然環境を背景とした観光・農林水産資源を最大限に活かす地方創生に取り組んでいます。
 当地域では、高速道路の整備が進み、観光入込客数の増加や新たな企業の進出など、地域間の交流や産業の活性化が進みつつあり、「多大なストック効果」をもたらしています。
 こうしたストック効果を最大限発揮させるためには、日本海沿岸に点在する観光拠点の更なる連携を図り、周遊性を高めることで、観光資源としての新しい価値を創出することが求められます。
 また、水揚げされたズワイガニなどの新鮮な魚介類を京阪神の大消費地へいち早く届けることで、水産資源の競争力を向上させることも必要です。 
 加えて、日常生活や地域医療、大規模災害においても、地域同士を道路ネットワークで結び、相互に連携し助け合うことは、今後より一層必要になってきます。
 こうした中、山陰近畿自動車道は、日本海側唯一の高規格幹線道路網の空白地帯を解消するとともに、日本海国土軸を形成し、以下の課題の解決を図るために必要不可欠です。
  (1) 山陰海岸ジオパークをはじめとする広域観光交流圏の拡充・強化、交流人口の拡大
  (2) 農林水産業をはじめとする産業活動の発展と企業立地の促進
  (3) 地域と医療拠点をつなぐ命の道ネットワークの確保
  (4) 大規模災害時のリダンダンシーの確保

 山陰近畿自動車道の早期供用に向け、3府県は、今後、地元の理解や協力を得ながら、事業が円滑にかつ着実に進むよう連携して取り組みますので、次の事項について強く要望します。
1 事業中区間の予算確保
  (1)岩美道路   :事業推進に必要な予算確保
  (2)浜坂道路   :平成29年度供用に向けた予算確保
  (3)大宮峰山道路  :事業促進に必要な予算確保
  (4)野田川大宮道路:平成28年度供用に向けた予算確保
 特に、(2)浜坂道路(平成29年度供用)、(4)野田川大宮道路(平成 28年度供用)が予定どおり供用開始できるよう、今年度、補正予算などによる追加事業費を配分すること。

2 未事業化区間の早期事業化
 未事業化区間の早期事業化に向け支援すること。
 特に、以下の調査中区間の調査が進むよう予算を確保すること。 
  (1)山陰道~鳥取市福部町:調査促進のための予算確保
  (2)浜坂道路2.(居組IC~浜坂IC):調査推進のための予算確保
  (3)佐津IC~府県境:北近畿豊岡自動車道との接続を含めたルート・構造を検討する調査推進のための予算確保と技術的支援

3 道路関係予算の総額確保
 山陰近畿自動車道をはじめ、真に必要な路線の整備や維持管理などを着実に推進する道路関係予算の総額を確保すること。

山陰近畿自動車道整備推進協議会
会長 京都府知事 山田啓二
   兵庫県知事 井戸敏三
   鳥取県知事 平井伸治


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