県内の鉄道網は、平成6年の智頭急行開業、平成15年の山陰本線等の高速化など、着実に整備されていますが、県民のみなさんにとって、より快適で使いやすい鉄道とするために様々な利用促進の取組みを行っています。
  

第三セクター鉄道の利用促進

 通学、通勤等の手段として沿線住民に利用されている両鉄道ですが、沿線自治体と協力しながら一層の利用促進を図っています。

(1)智頭急行の利用促進の取組み

 智頭線は、山陰地方と山陽・京阪神を最短ルートで結ぶ地方幹線鉄道として多くの利用を得ています。今後は特急車両の整備・サービスの充実とともに、普通列車の一層の利用促進にも取り組んでいきます。



(2)若桜鉄道の利用促進の取組み 

 若桜鉄道は、平成21年4月に鉄道施設を線路や鉄橋などの施設を沿線自治体が保有し、運行に専念する鉄道会社の負担を軽減する「 上下分離方式」を採用しました。今後は生活交通としてはもちろん、観光鉄道としても利用促進に取り組んでいきます。


高速鉄道・在来線の整備

 地域間交流の促進及び広域観光の連携強化を目指し、鉄道ネットワークの整備を進めています。

1 高速鉄道の整備促進

 山陰新幹線、中四国横断新幹線の早期実現に向けて関係自治体等で要望活動などを行っています。
 今後、高速鉄道整備の必要性、効果、実現の可能性等を踏まえて検討していきます。

   山陰本線等の高速化事業(H13~H15、H15,10月開始)

2 在来線の整備促進

 山陰本線(鳥取~米子間)等の高速化に続き、鳥取以東(鳥取~城崎温泉間)の高速化を進めるほか、山陰本線の電化・複線化の実現に向けて関係団体と協力して取り組んでいます。


   余部橋りょう架替事業

鉄道の利便性の向上について

 ○鉄道ダイヤ等の改善

 鉄道の利便性を向上させるため、JR西日本株式会社と定期的に意見交換を行い、ダイヤの改善等を要望等しています。

「山陰本線・福知山線複線電化促進期成同盟会」の概要

1目的
  山陰本線及び福知山線の複線電化を促進し、もって促進地の開発と住民の福祉の向上に寄与することを目的とする。

2 設立年月日
    昭和43年12月24日

3会員
    沿線45団体
            兵庫県関係 24団体(県、13市町・議会、その他10団体)
            鳥取県関係 21団体(県、4市・議会、県町村会、その他15団体)

4役員
    会長  兵庫県知事
    副会長 鳥取県知事
    理事  21名 (兵庫県関係14名、鳥取県関係7名)
    監事   2名 (温泉町観光協会会長、鳥取県町村議会議長会議長)

5 主な活動内容
    ・国及びJR西日本への要望活動
    ・利用促進活動の一環としてのシンポジウム等イベントの開催
    ・その他鉄道整備に関する情報収集、意見交換及び会員への情報提供

6 要望内容
    ・山陰本線(福知山~鳥取間)の高速化
    ・山陰本線(城崎温泉~伯耆大山間)の電化
   ・福知山線・山陰本線(篠山口~城崎温泉間)の複線化
    ・JR西日本に対する列車運行の安全性確保の指導の徹底
  ・地上施設の改良等のJR在来線の整備に対する助成制度の拡充

  

最後に本ページの担当課    鳥取県 輝く鳥取創造本部 中山間・地域振興局 交通政策課
    住所  〒680-8570 鳥取県鳥取市東町1丁目220
    電話  0857-26-70980857-26-7098
         ファクシミリ  0857-26-8107
    E-mail  koutsuuseisaku@pref.tottori.lg.jp

Copyright(C) 2006~ 鳥取県(Tottori Prefectural Government) All Rights Reserved. 法人番号 7000020310000