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雪山レジャーの注意について

(2024年3月2日追記)

本日、大山で雪崩による遭難事故が発生しました。

積雪がある時期の入山については、雪山特有の危険が伴います。入山の目的にかかわらず、事前の準備を万全に行うとともに、気象や体調などに「よくない兆候」が見られる場合には、ためらわずに延期・中止するなどの適切な判断をお願いします。

山のレジャーを楽しく過ごし、無事に帰宅して、また次に行けるのが楽しみになるよう、お一人おひとりが、そして仲間同士で安全・安心を意識した行動をお願いします。


 

スキー滑走の様子
 最近の雪山の利用において、安全対策を怠った安易な登山や未整備の雪山をスキーやスノーボードで滑る「バックカントリー」などにより遭難に繋がるケースが全国的に発生しております。

 また、本県においても国立・国定公園を始めとする地域において、雪山利用者の増加に伴いその楽しみ方も多様化しており、厳しい自然条件のもと、遭難事故も発生しています。

 このような状況を踏まえ、入山にあたっては天候の急激な悪化や雪崩など雪山特有の危険があることから、遭難を未然に防止するための心得とマナー等の情報提供を行っておりますので、再度確認いただくとともに、危険な行動はやめましょう。

 

 

■雪に関する注意情報

■バックカントリースキーで入山される皆さまへ

■冬山登山の事故防止について[外部リンク(スポーツ庁)]

(別紙1)冬山登山の警告文(冬山の三大リスクに備えましょう)[外部リンク(スポーツ庁]

  

雪山レジャーの心得

「雪山レジャーの心得」ちらしダウンロード(PDF:487KB)

一、登山届・下山届の提出冬山登山

 雪山は絶えず危険にさらされています。 万一の事態に備え、山に登る際は登山届・下山届を出しましょう。
※登山届については本ページ下部の「雪山レジャーに関する情報リンク」をご覧ください。

二、コースを外れない

 スキーコースや登山道を外れての行動は、遭難の危険性がより高まります。
 スキーコース、登山道から外れないようにしましょう。

三、単独行動は危険!

 一人では適切な判断ができにくく、さらに遭難した場合に救助を求めることができません。
 単独での行動はやめましょう。

四、携帯電話等の持参

 いざというとき、警察消防に連絡通報できるのは携帯電話や無線機です。
 入山前はフル充電を確実に行いましょう。
 また、気温が低いと消耗時間も早いので予備の電源を用意した方が安全です。

五、気象状態の確認

 入山する前に必ず期間中の気象状況を確認し、注意報・警報の発令中は回避しましょう。
 登山中少しでも天候悪化の兆しが見えたら、潔く登山を中止するか引き返す勇気を持ちましょう。

六、万全な体調で

 冬山は天候が急激に変化し、厳しい寒さにより体力が消耗します。

七、雪崩・雪ぴに注意

 雪崩による遭難事故が全国的に発生しています。
 積雪、降雪の状況や気温の変化など十分注意しましょう。
 稜線では風下に大きな雪ぴができ、危険な稜線を形つくっています。
 雪崩のおきやすい場所や雪ぴ等、危険な場所には近づかないことが大切です。
     [外部リンク]政府広報「雪崩から身を守るために」

バックカントリースキーで入山される皆さまへ

バックカントリースキー

 毎年、全国で雪崩による生き埋めや吹雪など天候悪化による遭難が相次いで発生しています。
 「バックカントリー」とは管理されていない山のことを言います。そのため、バックカントリースキーでは、人工的に整備されたスキー場ではなく自然そのままの雪山を滑ることが可能なので、良質な雪質の斜面を、周りに誰もいない状態で思う存分楽しむことができると言えます。
 しかし、整備管理されたスキー場と異なり、非常に危険ですので、皆様の自覚ある行動をお願いいたします。 

バックカントリースキーに於ける様々な危険性

  • スキー場エリア外で事故が発生した場合、場所の特定などに時間を要し捜索救助に時間がかかります。 最悪の場合、連絡も出来ず、事故が発生したことに気付かれなければ、捜索救助ができません。
  • 雪山は天候が変わりやすく、吹雪はルートを見失い、容赦無く体温を奪います。降雪や吹雪などにより「ホワ イトアウト」の状況に陥る場合もあります。
  • 疲れたからといっても、そこにレストハウスはありません。食料も自分で担がなければなりません。
  • スキー場エリア外では、思わぬ所に危険が潜んでいます。

  ・ 雪庇(せっぴ)に乗ったため、雪庇が崩落し雪崩が発生する危険性

  ・ 硬いバーンに新雪が乗った状態をスキーやスノーボードで滑ったことにより雪崩が発生する危険性
  ・積雪に隠れた木の枝などに足を取られる危険性
  ・立ち木に衝突する危険性や沢の中に落ちる危険性

  • 両足が固定されたスノーボードでは、下半身が埋まっただけでも脱出は困難です。
  • スキー場の山頂やコース脇の斜面を、パトロール管理区域外を越えて滑走すること、いわゆるサイドカントリーもバックカントリーの一種になります。 

 ※これらは一例ですが、いずれも命に関わることを自覚してください。

スキー場のエリア外は、自己責任が問われます

  • 遭難等に伴い捜索を行なった場合、捜索費用等を負担しなければならないこともあります。
  • 自分の技術・経験を過信していませんか? ゲレンデとは別のスキルが必要です。

誤った判断をしていませんか!一つ間違えば、命が亡くなります。

・スキー場のすぐ側だから大丈夫   ・滑った跡があるから大丈夫
・上手な人と一緒だから大丈夫    ・この沢を降りれば多分スキー場だから大丈夫
・ ビーコンを持っているから大丈夫  ・携帯電話があるから大丈夫


雪山レジャーに関する情報リンク

  

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