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蚊媒介感染症

  • 蚊媒介感染症とは、病原体(ウイルス・原虫など)を持っている蚊に刺されることにより感染する感染症です。
  • 主な病気として、ウイルス疾患のデング熱、チクングニア熱、ジカウイルス感染症および黄熱、また原虫疾患のマラリアなどがあります。
  • 特にデング熱、チクングニア熱及びジカウイルス感染症は、国内に生息するヒトスジシマカ(一般的にヤブカと呼ばれているものの一種)も媒介することが知られており、輸入感染症例(海外で蚊媒介感染症にかかった方が帰国又は入国する例)を起点として国内で感染が拡大する可能性があります。(2014 年には、デング熱の国内感染例が報告されました。
  • 蚊媒介感染症の国内での発生予防とまん延防止ため、県民の皆様一人一人の御協力をお願いします。

流行地域へ渡航される方へ

【渡航中】

  • 流行地域では、長袖、長ズボンや着用、蚊の忌避剤を使用し、蚊に刺されないように注意してください。

 

【帰国時、帰国後】

  • 国内での感染防止のため、症状の有無にかかわらず(感染していても症状がでない場合もあります。)       帰国後少なくとも2週間程度は、忌避剤を使用するなど、蚊に刺されないように注意してください。

 

 各国の流行状況は、下記のリンクをご覧ください。
 検疫所(FORTH)海外感染症情報  

 

デング熱について

デング熱は、デングウイルスを保有する蚊に刺されることで感染する疾患です。

潜伏期間は3~7日で、急激な発熱、発疹、頭痛、骨関節痛、嘔気・嘔吐などの症状が見られます。

通常、発症後2~7日で解熱し、発疹は解熱時期に出現します。

まれに重症化してデング出血熱やデングショック症候群を発症することがあり、
早期に適切な治療が行われなければ死に至ることがあります。

詳細な情報は、下記のリンクをご覧ください。
デング熱について(厚生労働省HP)
デング熱の県内発生状況(鳥取県感染症情報センターHP)

 


チクングニア熱について

チクングニア熱は、チクングニアウイルスを保有する蚊に刺されることで感染する疾患です。

潜伏期間は3~7日で、急激な発熱、関節痛、発疹などの症状が見られます。

重症化して神経症状(脳症)や劇症肝炎の症状を呈することがあり、早期に適切な治療が行われなければ死に至ることがあります。


詳細な情報は、下記のリンクをご覧ください。
チクングニア熱について(国立感染症研究所HP)
 

ジカウイルス感染症について

・ジカウイルス感染症は、ジカウイルスを保有する蚊に刺されることで感染する疾患です。
・基本的に、感染したヒトから他のヒトに直接感染するような病気ではありませんが、
 輸血や性行為によって感染する場合もあります。
・妊娠中の女性が感染すると胎児に感染する可能性もあります。

中南米を中心に流行し、アフリカやアジア太平洋地域などでも発生が見られます。

潜伏期間は3~12日で、軽度の発熱、発疹、結膜炎、関節痛、筋肉痛、倦怠感、頭痛などが主な症状です。
ただし、感染しても全員が発症するわけではなく、症状がないか、症状が軽いため気付かないこともあります。

《注意事項》
(1)ジカウイルス感染と小頭症の関連が示唆されていることから、妊婦と妊娠の可能性のある方は、
 可能な限り流行地域への渡航を控えてください。

(2)流行している地域に渡航される方々は、現地において蚊に刺されないよう予防対策に努めるとともに、
 国内での発生予防のため、症状の有無に係わらす帰国後少なくとも2週間は蚊に刺されないようにしてください。

(3)また、性交渉による感染も報告されており、流行地域から帰国した人は、少なくとも6か月(妊娠中のパートナーが
 いる場合は、パートナーの妊娠期間中)は、症状の有無にかかわらず、性行為の際にコンドームを使用していただくか、
 性行為を控えてください。

詳細な情報は、下記のリンクをご覧ください。
中南米を中心に「ジカウイルス感染症」が流行しています
厚生労働省HP「ジカウイルス感染症について」
検疫所(FORTH)海外感染症情報
外務省 海外安全ホームページ「中南米等におけるジカウイルス感染症の流行 」

 

黄熱について

黄熱は、黄熱ウイルスを保有する蚊に刺されることで感染する疾患です。

南アメリカやアフリカなどで発生が見られます。

潜伏期間は3~6日で、発熱、頭痛、悪寒、筋肉痛、背部痛、悪心おう吐などが主な症状です。
ただし、感染しても全員が発症するわけではなく、症状がないか、症状が軽いため気付かないこともあります。

《予防法》
他の蚊媒介感染症と異なり、黄熱はワクチンで予防できます。

詳細な情報は、下記のリンクをご覧ください。
黄熱について(厚生労働省HP)


マラリアについて

マラリアは、マラリア原虫を保有する蚊に刺されることで感染する疾患です。

世界中の熱帯・亜熱帯地域で流行しており、世界では1年間で約2億700万人が感染し、推計62万人が死亡しています。

潜伏期間は 1~4週間で、発熱、寒気、頭痛、おう吐、感染痛、筋肉痛などの症状が見られます。

マラリアには4種類(熱帯熱マラリア、三日熱マラリア、四日熱マラリア、卵形マラリア)あります。その中でも、熱帯熱マラリアは発症から24時間以内に治療しないと重症化し、しばしば死に至ります。脳症、腎症、肺水腫、出血傾向、重症貧血など、さまざまな合併症が見られます。

《予防法》
他の蚊媒介感染症と異なり、マラリアは予防薬(抗マラリア薬)で予防することができます。

詳細な情報は、下記のリンクをご覧ください。
マラリアについて(国立感染症研究所HP)


国内での対策


蚊に刺されないこと(成虫対策)と、蚊を減らすこと(幼虫対策)が重要です。
蚊を減らすためには、発生源をなくすことが有効です。

 

  

蚊に刺されないためには(成虫対策)

  • 肌の露出を控える(蚊の多い場所に行く時は、長袖シャツ、長ズボン等を着用)
  • 忌避剤(虫除けスプレーなど)を使用する(使用する際は、「使用上の注意」をよく守り、適切に使用しましょう)
  • やぶ、草むらをなくす(蚊の潜む場所をなくす)
  • 網戸、防虫網を設置する。破れを直す(建物内に蚊が入ることを防ぐ)

 

蚊を減らすためには(幼虫対策)

  • 不要なものは片付けましょう
  • たまり水をなくしましょう
  • 週1回の水の交換やこまめな清掃を行いましょう

 

<発生源(例)>

空き缶、空き瓶

古タイヤ 

植木鉢の受け皿 

じょうろ 

 空き瓶や空き缶

 古タイヤ

植木鉢の受け皿 

じょうろ 

子どものおもちゃ

くみ置きの水 

雨水マス 

 置き忘れた子どものおもちゃ

 くみ置きの水

 雨水マス

 

ヒトスジシマカの幼虫は比較的小さい容器に発生します。
住宅地では雨水マス、植木鉢やプランターの受け皿、庭先に置き忘れたじょうろや子どものおもちゃ、くみ置きの水、空き瓶や空き缶、古タイヤなどが発生源となります。
また、雨を除けるために被せたビニールシートの窪みや、隙間にたまった水などにも幼虫が発生します

リーフレット

蚊の対策のためのリーフレットを掲載していますので、啓発に御活用ください

<鳥取県リーフレット>
「蚊の発生を防止して感染症を防ぎましょう (PDF:502KB)

<厚生労働省リーフレット>
 リーフレット 掲載標語 
ジカ熱・デング熱対策「蚊の用心 ひと刺し用心(PDF:363KB) 【最優秀賞】
身仕度の
仕上げに虫よけ
ジカ予防
ジカ熱・デング熱の感染もと ヒトスジシマカの発生源を叩け!(PDF:462KB)
【優秀賞】
まぁいいカ!
では困ります。
放置の溜め水、濁り水。
 ジカ熱・デング熱の感染源 ヒトスジシマカに注意! (PDF:659KB) 【優秀賞】 
小さくも
大きな脅威
蚊に注意


  

鳥取県蚊媒介感染症対策マニュアル

デング熱及びチクングニア熱を重点的に対策を講じる必要がある蚊媒介感染症に位置付け、その発生の予防とまん延の防止を図ることを主たる目的とし、県、医療関係者、県民等、全ての関係者が連携して取り組んでいくべき施策について、平成27年6月25日にマニュアルを定めていましたが、ジカウイルス感染症が四類感染症に指定されたことに伴い、平成28年3月22日に本マニュアルを改正しました。
また、ジカウイルス感染症の最新の知見を踏まえ、平成28年10月25日に本マニュアルを改正しました。

鳥取県蚊媒介感染症対策マニュアル(PDF 313KB) 
  

最後に本ページの担当課    鳥取県福祉保健部
             健康医療局 健康政策課

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