東北からの種子引渡しセレモニー

第64回全国植樹祭の開催を契機に取り組んでいる「とうほく・とっとり森の里親プロジェクト」で東日本大震災により被災した岩手県、宮城県、福島県の林業関係者や幼稚園児らが採取したコナラ、ミズナラ、ケヤキ、クリ、クヌギの5種類、約3,300本分を県内の小学校また苗木業者に育てていただきます。
この種子の引渡しセレモニーを平成24年12月27日に行い、プロジェクトに参加する県内19小学校を代表して米子市立車尾小学校の児童の皆さんにお渡しました。車尾小学校は、被災した岩手県陸前高田市の小学校と交流活動を続けています。
  

参加者

○鳥取県副知事 藤井 喜臣(ふじい きしん)
○米子市立車尾小学校「みどりの少年団」5名
○第64回全国植樹祭PRキャラバン隊長 トッキーノ

種子引渡しセレモニーの様子

種子と絵本を引継ぎ東北3県から預かった種子と絵本「カキじいさんとしげぼう」が藤井副知事から車尾小学校のみなさんへ手渡されました。 
岩手県から預かったコナラの種子

【岩手県から預かったコナラの種子】

絵本 カキじいさんとしげぼう

【絵本「カキじいさんとしげぼう」】

 車尾小学校に渡された種子は、岩手県から預かったコナラの種子20個です。
各小学校にはコナラなどの3種計444個を育てていただきます。

 絵本「カキじいさんとしげぼう」の作者の畠山 重篤(はたけやま しげあつ)さんは東北での植樹活動が認められ、平成24年のフォレストヒーローにアジアで唯一選出されました。絵本には、森などが地球環境に果たす役割や大切さが表現されています。東北で頑張っておられる方の活動を知っていただくために種子と一緒に児童の皆さんに贈呈しました。

児童が意気込みを発表その後、式に参加した5人が「被災地に緑を届けるよう大切に育てたい」「たくさんの人に緑の大切さ、素晴らしさを知ってもらいたい」と意気込みを発表してくれました。

 
記念撮影最後に参加者全員で記念撮影をしました。

「東北に届ける苗木を育てるぞ!!」「オー!!」

種まきの様子

種まきの様子の写真

水やりの様子の写真
セレモニーの後、車尾小学校で種子をポットに植えました。
「大きく育て!」と願いながら、丁寧に埋めて最後に水やりをしました。

平成25年の秋以降に、東北の皆さんにお渡しできるよう、どうぞよろしくお願いいたしますね。


  

最後に本ページの担当課    鳥取県農林水産部 森林・林業振興局 森林づくり推進課
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