砂畑地域特産野菜の生産振興

砂畑地域特産野菜の生産振興

 【白ねぎ】
 県西部の特産品白ねぎは農家の高齢化や後継者不足によって栽培面積の減少が進んでいたが近年になり個人農家の規模拡大や新規就農者の増加により微増傾向にある。普及所では新規就農者の早期栽培技術習得や大規模農家への個別支援など担い手育成に取り組んでいる。また、白ねぎの主産地である弓浜地区は白ねぎ栽培の歴史も古く連作障害(病害虫)の発生による収量低下を招いている。特に数年前から問題化しているネギ黒腐菌核病については関係機関(関係市町村、JA、県)で対策チームを組織し一体的な対策実施に取り組んでいる。
 巡回調査
 
【ニンジン】
 ニンジンは主に葉たばこの裏作として米子市(弓浜地区、淀江地区)の砂畑で秋冬作が生産されているが、H23年度の廃作奨励に伴い作付け面積が減少してきた。H27年には生産者が中心となって産地振興策「米子砂丘にんじんの元気UP地域連携プラン」を策定し、次世代が儲かるニンジン産地への発展を目標に対策を実施する。普及所では病害虫対策、品種選定など生産性の向上に向けた現地実証ほの設置等に取り組んでいる。
 収穫風景
  

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