江府町には、西日本最大級の揚水式発電所である、中国電力、俣野川発電所があります。
この日は、米子市の車尾公民館のくずもふれあい学級35名が江府町を訪れ、俣野川発電所を見学しました。
俣野川ダムは、岡山県新庄村にある上池と、江府町の下池を利用している揚水式発電所。電力消費量の比較的少ない夜間に上池に水をくみ上げ、電力を多く使用する昼間に上池から下池に水を落として発電します。
たくさん電気を使う時間帯や、他の発電所の停止中に稼働する、いわばピンチヒッターのような役割です。
まずは、俣野川発電所ご案内ホールで学習です。さすが、江府町内にあるだけに建物もチロル(アルプス山脈東部)風です。
ホール内では、ご案内ホールの石原館長から発電所の概要の説明を聞くことができます。また、ダム、発電所の内部、工事中などの動画も見ることができます。
いよいよ発電所内部に入ります。トンエル内を車で地下に移動します。
発電所内部です。地下4階の中の地下1階部分を見学します。地下の空間は長さが約150mあり、その中に発電電動機が4基並んでいます。
その大きさは圧巻です。
発電電動機の2号機です。4基で県内の最大使用量である約80万キロワットを上回る120万キロワットの発電を行うことができます。
今、大人の社会科見学はブームとなっています。みなさんも西日本最大級の揚水式発電所である俣野川発電所を見学してみませんか?
見学についての詳細は、以下のリンクをご覧ください。
http://www.energia.co.jp/tori/space/matano.html
日野振興局 2015/10/06