以前、
河川の事前調査でその活躍ぶりを紹介した県立日野高等学校の生徒さん。
7月31日開催、日野川の源流と流域を守る会の主催イベント『日野川の自然環境と希少生物を守る体験学習会』のオオサンショウウオ観察会に、そのうちの有志2名が夏休みにも関わらず、助っ人として参加してくれました。

【川を歩く姿にも余裕が感じられます】
今回のイベントは、日野町公民館主催の『小学生生活体験合宿』(7月29日から8月1日)中のプログラム。事前調査時はその発見までかなり苦労したので、今回の観察会で小学生たちに見てもらえるのか心配・・・。
しかし!今回の観察会に合わせて前日に仕掛けたかごには、嬉しいことにその姿がありました。

合宿3日目のこの日はかなり蒸し暑かったのですが、小学生たちは元気いっぱい。
さすが地元の小学生、講師の「オオサンショウウオ見たことある人?」の問いに半数以上が「見たことある」と答えてましたが、こんな近くで見る機会はなかったようで大興奮!
噛まれないよう、傷つけないように注意しながら体重の計測や写真撮影を行いました。
しばらくすると、それまでの快晴から突然の雷雨に!
小学生たちは雨が降り出す前に公民館に戻りましたが、その後も約1時間の調査を継続。
最後に、オオサンショウウオを元いた場所に返して終了しました。

【(一番手前)最後は水着姿で手伝ってくれました】
雨の中、黙々と調査を手伝ってくれた日野高校生、どうもありがとうございました!
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ところで、今回の小学生生活体験合宿には観察会の助っ人高校生(2名)の他に、合宿期間を通じて4名の日野高校生がボランティアとして参加していました。
大人はついていけないほど活動的な小学生たちを相手にしても、さすが高校生!動じることなく指示を出したりそっとフォローしたり。
そんな大人な高校生たちですが、オオサンショウウオ模型づくりには子供たちに混じって参加してくれましたよ。
日野振興局 2014/08/12