ここは日野町の上菅(かみすげ)地区です。
からりと晴れ渡った秋晴れの空の下、なにやら忙しげに立ち働く集団が。
今日は里山元気塾主催の農業体験イベント、サツマイモの収穫日です。
春に植えた苗が今では畑一面に葉と蔓を茂らせて、地面が見えないほど。今年もきっと大豊作でしょう。
おっと、この若者は石村勇人さん。この9月に都会から日野町に移住し、日野町の地域おこし協力隊員第1号として活動し始めたところです。
地域の皆さんの期待を一身に受けています。頼んだぜ、石村!
よいしょっと!
イモ掘りって、実はかなりの重労働なんです。
でも…ほら、こんなデカいのを掘り当てると、思わず歓声!
ほらほら、おっきいのが、どんどん出てきます。
品種はベニアズマとトサキントキ。どちらも、ほっこり甘いです。
さて、この日の参加者33人のうちの14人は、隣り町の江府町からマイクロバスを仕立ててやって来た吉原集落・笑和会の皆さんでした。
吉原集落は県の重点支援集落に指定され、日野振興センターが活動のお手伝いをしている集落です。
で、この日は日野郡における農業体験イベントの先駆けともいうべき里山元気塾に研修を兼ねて参加した、というわけです。
元気塾塾長の小谷博徳さんは、これまでも2度、吉原に出かけて地域づくりや地域への若者導入などにについて講演をされています。
吉原も地域外の若者との交流事業を模索しており、今日の体験が計画実現に結びつくことが期待されます。
えっと、この人が吉原・笑和会の世話役、砂口利雄さん。マイクロバスを運転して来ました。文字通り、吉原集落の牽引役です。
そして、こちらがこの日の参加者全員です。
農業体験イベントをほぼ毎月実施している里山元気塾、来月11月は大根の収穫です。
写真の手前、青々と繁っているのがその大根畑です。
来月も吉原の皆さんの参加はあるんでしょうか。
吉原・笑和会はこのところ大忙しです。
10月25日は大山町の「ふれあいの郷かあら山」に視察、11月15日は地元の集会所に県の国際交流員を招いてロシアとの交流会…。
笑和会、活動が軌道に乗ってきました。
日野振興局 2013/10/23