日野郡は森林が多く、鳥取県内でも林業が盛んな地域です。
今回、めったにお目にかかれない林業の世界を見てみようと、県主催の「日野川流域森づくり研修」に行ってきました。林業界では生産能力が高いハーベスタという機械の取扱いの講習と実習がありました。
ハーベスタとは、立木の伐倒や枝払い、玉切り、材の集積の作業を一つの機械で行えるもの。
作業の効率化と安全性が向上し、最近の林業で導入の多い機械の一つです。

外部から講師をお招きして、ハーベスタを安全に使うための注意事項、取扱い説明、メンテナンスなどの講習を行いました。
何回も講習されていると思いますが、安全には繰り返し聞くのも事故回避の手段です。
ですが屈強の山男、机といすが窮屈そうです。

講習が終わると、次は現場にて実習です。
真ん中にあるのがハーベスタ。ショベルカーみたい。

大きなアームの先にはチェーンソーも装着されている!
開いている刃先もでっかい!

動き出すと林の中に「ウィーン、ウィーン」と響きます。
直径40cmほど、長さが20mくらいでしょうか、長い木材を軽々と持ち上げて、ウィーンとカット。
林業のほんの一部分ですが、迫力がありますね。
「日野川流域森づくり研修」は続きます。
木材と向き合う毎日、安全第一に気を付けて作業してください!
(by 中山間地域振興担当 K )
日野振興局 2013/09/04