
春といえば桜、そしてもう一つ『奥大山ひなまつりコレクション』!
江府町で3年前から開催され、すでに江府町の春の風物詩となっています。
展示会場は、江尾駅周辺の住宅街、一軒一軒。
昨年44箇所が今年は54箇所とパワーアップ!
古くは明治~平成まで、自宅に残っている自慢のひな人形などを飾られています。

最初に入手したいのが、ひなまつりのお散歩マップです。町内展示場所の地図と同じ用紙にひなめぐりスタンプ帳が印刷されています。
ひな人形をすべて見ると自然にスタンプも集まっているという優れもの。目印にもなりますね。(写真の撮影場所は江府町防災情報センター2階)

展示されている住宅の軒下には、目印にひなボードが揺れています。
江府町文化協会メンバーなど、町内の方が正月前から作成されたもの。54枚を作成するのは慣れていても大変なもの。準備にも力が入ってます!


よく見られるひな人形のほか、手作りのひな人形もあり形、姿、表情など十人十色。
54箇所全部のひな人形に特徴があり、一つ一つじっくり見ていると、時間がアッとゆうまに過ぎてしまいます。

珍しい雛人形を見つけました!
左横の人形は『押し絵雛』というもの。
大正時代のもので、当時の雰囲気を醸し出していませんか?
ところが、これを横から見ると・・・
おお~!スリム!
和紙や厚紙の土台に、表は布に綿を入れて立体感を出しています。
現在まで色も艶やかにきれいな姿を保っています。
じっくりと見ていると、子供の時には気付かないこともあります。
その一つ、7段飾りの雛人形を見ていると表情が違う3人を発見!
ちょっとわかりにくいですが、よく見ると、右から怒り顔、泣き顔、笑顔。
日傘をもつ係り、殿のはきものをお預かりする係り、雨をよける丸い傘をもつ係りと役割で、人間の喜怒哀楽を表していて「三人上戸」とも言われるそうです。
ほかの人形と違って表情が豊かです。気になる方はぜひ会場にいらしてください。

まだまだご紹介したい雛人形がたくさんいますが、ぜひこれは実際に来て見ていただきたい。
休憩場所もあり、地元の方々がお抹茶、おこわ、サンドイッチなどを販売しておられます。

この日は、お抹茶とぼた餅セットをいただきました。
歩くと甘いものが欲しくなりますよね。
『奥大山ひなまつりコレクション2013』は4月8日(月)~14日(日)まで開催されます。
また今回からフォトコンテストも開催されます。『奥大山ひなまつりコレクション2013』に撮影された写真をぜひご応募ください。
(奥大山ひなまつりコレクション2013フォトコンテスト応募用紙PDF)
春うららかな日が続きます。
家族そろってお楽しみくださいませ。
関係リンク先
江府町役場観光サイト
『奥大山ひなまつりコレクション』
(by 中山間地域振興担当 K )
日野振興局 2013/04/10