今日は仕事納めの日です。
今年も「日野ごよみ」をご愛読いただきまして誠にありがとうございました。
さて、今年最後は大自然の不思議を感じるネタで締めくくりです。
来年も、「日野ごよみ」をよろしくお願いします。
とある日南町の山の中。落ち葉を踏みしめる音を楽しみながら散策していると。。。

誰かが見ている!

後ろも見ている!!

うわっっ!目がならんでる!!!
百目小僧!?
落ち葉の中から、突然現れた謎の生物に後ずさりもするも、怖いもの見たさに一つを凝視。。。

何か食べてる。。。カメ??

仲良く並んでる???

謎の生物は多里層のノジュール群に潜んでいるもよう。
ノジュールとは、化石や砂粒を中心として、石灰分が地下水の作用で固まったもの。
多里層とは、礫岩層、砂岩層、泥岩層が何層にも重なった層。海岸近くに堆積したもので、1400~1600万年前の海に生息した生き物の化石が見つかることもあるそう。
ここのノジュールは大きいもので70cmもあり、数量、大きさ、並びなど、他には類を見ない珍しい層。地元では「目玉石」と呼ばれているとか。目玉のような石が自然にできるとは驚きですね。
途方もない年月の地層が目の前に!!!そして、君達を見ている!!!
地球の不思議を確認しに行くのだ!!!

■住所:鳥取県日野郡日南町新屋字青滝畑
■リンク先:日南町役場ホームページ
「ノジュール群」
日野振興局 2012/12/28