平成24年11月20日、環境省米子自然環境事務所、休暇村奥大山主催により、江府町御机鏡ヶ成(みつくえかがみがなる)の湿原保全のため低木、ササ狩り作業が行われました。
参加者は、自然保護ボランティアさんも含め19名。数日前に降った初雪が少し残るなかでの作業となりました。
刈り取った低本、ササは湿原内の溝へ敷き入れていきます。
凄く深いへこみがあるので足場が不安定で大変な作業です。

レンゲツツジを切らないように目印のリボンを付ける作業も大事です。

参加者の方の中でノコギリの使い方の上手な方がおられ、「アメリカは押す、日本は引く」(※)などノコギリの基本的な使い方について指導を受けました。

今年で4年目となったこの作業。毎年のがんばりの効果もあり湿原もこんなに広がりました。

(※) 欧米では、のこぎりで何かを切るとき、押すときに力を入れて切るが、日本では引くときに力を入れて切ることが多いそうです。そのため、欧米の鋸と日本の鋸では、刃の厚さや歯の向きが違うということです。
(by 県民局 田中)
日野振興局 2012/12/11