とんかち屋さん(末次喜三男会長)は、江府町宮市集落で活動する地域のボランティア団体です。
会員数9名の小所帯ですが、とてもまとまりの良いグループです。
「年寄りが年寄りの手伝いをしとるんよ」と皆さんは笑顔で語られます。
さて、平成24年11月21日(水)、毎月1回の活動日となったこの日の朝、宮市の道路端にこんな立て看板が立ちました。作業の始まりです。
2班に分かれ、第1班は高齢者宅の植木剪定。皆さん、器用です。

切った枝は軽トラで運び出します。

一方、第2班は宮市神社の清掃に精を出しています。
銀杏の巨木が地面全体を隠すほどに落葉を散らしていたのですが、やっとここまでこぎつけました。落葉の山ができています。
あ、そうです、第3班もありました。こちらは炊事班。
作業後の昼食を兼ねた懇親会用のごちそう作りです。

テーブルに並んだのは、カニ入り五目ごはん、あつあつの豚汁、そしてお母さん自慢の漬物。

「飲んだり食べたりしながら、おしゃべりをする。これが楽しいから活動しとるようなもんだ」とは会長の弁。

この日の懇親会の一番の話題は、「集落を元気にするために若い力を導入するには、どうしたらいいか」ということ。みなさん、とても前向きに語っておられました。
これからも、とんかち屋さんの元気な活動が楽しみですね。
※参考→ 2011年8月12日アップ「トンカチ屋さんが建てちゃいました!(宮市上バス待合所)」
日野振興局 2012/12/13