近ごろ注目を集めている旧江尾発電所本館。(鳥取県日野郡江府町久連)
早速、ある晴れた日に訪れてみました。
川沿いの豊かな森を背景にして、後光のさす石造りの建物のたたずまいは素晴らしい!


この建物は2009年に国登録有形文化財(建築物)に登録されました。
1919年に当時の山陰電気(株)により建てられ、1977年まで米子に電気を送っていたそうです。

表面の荒い切石を積んだ建物は、そこにあって威風堂々としたもの。
もと発電所だけあってその姿にシビレますねえ~。

大正浪漫でしょうか、アーチ状をした窓がリズミカルに並び、柔らかさも感じさせます。
近くにいると、なんだかほっとして落ち着きますよ。

クラシカルだけどモダン!
繰り返しますけど、シビレますねえ~。
このような、土木遺産の素晴らしさを多くの方に知っていただき、大切に保存していきたいものですね。
<情報>
鳥取県日野郡江府町大字久連字唐杉500-2他
1919年建築、2000年改修
石造平屋一部2階建て、鉄板葺、建築面積216平方メートル
(by 県民局 林原みのる)
日野振興局 2012/11/13