鳥取砂丘レンジャー日記

2011年11月21日

風成横列シート。

本日の鳥取砂丘は冷え込み、ミゾレ混じりの雨が降りました。遠くに見える大山(だいせん)も少し白くなっていたようです。                                            風も強く・・昨日からの一段と砂が堆積しました。


そして、今日は馬の背の斜面に、「砂簾(されん)」が見られました。


ここ2~3日間の砂丘の風景は、飛び砂と地面のシマシマ模様です。
地面のシマシマ模様は名前があり、「風成横列シート」と呼びます。


この模様は、降雨後に毎秒12m以上の強い風が吹くと、波長20mくらいの縞模様が現れます。風向きに対して必ず直行方向(横列方向)に伸びます。
風成横列シート

「湿った砂の暗い色の帯」と「乾いた砂が堆積した明るい帯」が交互に広がります。
そして、この明るい帯の方には、乾いた砂が堆積しているので、・・風紋が見られます。
鳥取砂丘では、これから~雪が積もるまで・・よく見られる風景なので覚えておいて下さいね。

(青レンジャー)
☆九州からの来場者の方も、夏に来た時と全然・・景色が違いますね!との事でした。

砂丘事務所 2011/11/21

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