この鳥取砂丘は、大部分が自然公園法の特別保護地区に指定されていて、全ての動植物の捕獲、採取等が禁止されています(学術研究で国の許可を受けていればいいですが)。
今日は、この砂丘内で野生動植物違法採取防止パトロールが行われました。自然保護監視員や自然保護ボランティアの方も参加され、砂丘レンジャーも参加しました。
砂丘内で講師の説明を受けながら、いざパトロールへ。
砂丘内に生き物を採取する”わな”がないか見て回りました。結果、”わな”はなかったです。よかった、よかった。
さて、そのパトロール中にも生き物たちが姿を見せていました。
カワラハンミョウも数匹確認することができました。繁殖期をむかえているらしく、活発に行動しているようです。
他にもヤマトマダラバッタを確認。
普段は忍者のように砂と同じ色でカムフラージュしているのですが、今日見つけたものは緑色。カムフラージュになっていませんね。
ところがなんと、青色がかった色もヤマトマダラバッタも発見!
脱皮したすぐあとではないかと、講師の先生。
緑色も青味がかった色も、結構めずらしいそうです。
オアシスも無くなってしまい、カエルを見ることもできなくなってしまいましたが、砂丘の中には他にも生き物がいっぱいいます。
みなさん、砂丘内で生き物を見つけたら、捕まえたりしないで、暖かく見守ってくださいね。
おまけ。
オアシスの西側のハマゴウの花がきれいに咲いていました。ハーブのようないい香りも漂っています。
(オレンジレンジャー)
砂丘事務所 2011/07/29