野外でのにわか雨などに当たると「痛い」と感じることがある。種子に比べて小さくて軽い胞子で仲間を増やすキノコや変形菌の仲間には、雨粒がぶつかる力を使って胞子を広める種類がある。
このコーナーでは、袋状のからだの頂点に胞子を吐き出す穴をもつホコリタケ(キノコ=菌類)の仲間、胞子の塊が入ったお椀状の体をもつチャダイゴケ(菌類)の仲間、胞子を蓄えた体の表面が裂け雨粒が当たることで胞子を広めるマメホコリ(変形菌類)の仲間をレプリカや胞子が飛び散る様子を動画で紹介する。
□展示テーマ
「雨粒を利用する菌類・変形菌類」
□展示期間
令和6年2月6日(火)~4月29日(月)
※休館日はこちらからご確認ください。
□展示内容
ホコリタケの仲間
・ホコリタケ(レプリカ)
・クチベニタケ(乾燥標本)
・ツチグリ(乾燥標本・動画)
チャダイゴケの仲間
・ツネノチャダイゴケ(乾燥標本)
・スジチャダイゴケ(乾燥標本)
・ハタケチャダイゴケ(乾燥標本)
・参考展示:茶台(実物)
マメホコリの仲間
・マメホコリ(乾燥標本・動画)
□入館料
常設展示観覧料180 円( 団体150 円)
※次の方は無料です。
70歳以上、大学生以下、学校教育活動での引率者、障がいのある方・難病患者の方・要介護者等及びその介護者
□会場
鳥取県立博物館 自然展示室「自然の窓」コーナー
□問い合わせ
鳥取県立博物館 学芸課自然担当(清末)
TEL.0857-26-8044/FAX.0857-26-8041