学校展示を始めました。

上期の思い出 福生東小学校で校内展示ました!!

 下期が始まって1ヶ月程度経ち、秋も深まっている今日この頃ですが、上期に紹介できなかった出来事を「上期の思い出」としてところどころ掲載していきたいと思います。
 そして、今回はその第1回目です。

 歴史学習では通常、資料集などに載っている出土品写真や教材用に作られた土器などが使用されますが、やはり一番なのは本物の出土品です。本物の出土品の持つ魅力は児童・生徒の興味関心を引き出し、学習意欲を高めます。実際に当埋蔵文化財センター職員が本物の出土品を持参して授業をすると、児童達が目を輝かせて学習に取り組む姿を見ることができます。しかし、このパターンでは本物の出土品に触れることができる時間は、この1時間だけです。
 この問題を解決するのが、当埋蔵文化財センターで行っている学校への本物の出土品貸出です。これは、学校の希望に合わせて土器を中心に出土品をケース付きで貸し出す取り組みです。
 上期には米子市立福生東小学校が、この出土品貸出を6月の3週間程度利用され、縄文土器や弥生土器など5点を展示しました。学校からは、「長期間展示できるので、多くの児童が見ることができてよかった。」、「本物の出土品を直に観察することで、児童の興味関心が高まった。」などの感想をいただきました。
 この取り組みは、下期も実施していますので、校内に学習教材として本物の出土品を展示されたい学校は、いつでも、気軽にお問合せください。

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福生東小学校での校内展示の様子

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校内展示を見ている児童


鳥取市立逢坂小学校で出土品の展示をしました!

 今年の7月に出前授業を実施した逢坂小学校の近辺には多くの遺跡があり、特に古代の郡衙(ぐんが:郡役所)があったところとして知られています。この古代の郡衙跡は、現在、上原(かんばら)遺跡群と呼ばれ、1979年から発掘調査が始まり、出土品は鳥取市教育委員会が保管していました。

 今回、当埋蔵文化財センターと鳥取市教育委員会が協力して、この上原遺跡群の出土品を学校での教育教材とすることになり、地元の逢坂小学校に展示しました。

 さすが郡役所跡だけあり、上原遺跡群の出土品は、大小様々な土師器や須恵器の坏(つき:今の皿や碗)や壺、調理道具の甕(今の鍋)、鞴羽口(ふいごはぐち)などいろいろな道具が出土しています。

 このバラエティーある出土品を展示したところ、展示作業が終わるやいなや近くにいた児童たちが展示ケースに集まってきました。児童たちからは、「本物ですか?」、「いつの時代のものですか?」などの質問が多数、そして、「パネルの土器に私の地域の名前の郡家って書いてある。」などの鋭い観察もありました。やはり、本物の出土品、ましてや地域の遺跡からの出土品となると、児童たちの興味関心度はマックスになるものです。

 児童たちに、出土品は今から約1,300年前の本物であること、この学校の周りには遺跡がたくさんあり、古代の役所があった旧気高郡の中心地だったことなどを説明すると、児童たちは、「本物?すごい!」、「中心の場所ってすごい!」と驚きの声を上げていました。

 当埋蔵文化財センターは、学校での歴史教育教材となる出土品の貸出展示や学校内に保管されている地域の出土品の解説付き展示を行っています。ご希望の学校はいつでもお気軽に当埋蔵文化財センターにお問い合わせください。

鳥取市逢坂小学校の学校内展示:上原遺跡群出土品

展示された出土品をじっくり観察する児童達


学校展示を始めました。~児童・生徒に地域の出土品のすばらしさを伝えます!~

学校教育との連携による出土文化財の活用を目的として、解説パネル付で校内に常設展示する取組をはじめました。

○展示概要

・展示する出土文化財は校区から出土し、学校内に保管されているもの、又は、当埋蔵文化財センター収蔵出土品

○展示期間

 通年又は一定期間

 地域内の出土品は、児童・生徒の関心意欲を高め、効果的な学習を進めることができる上、ふるさとへの誇りを高める「ふるさと教育」にも繋がります。

埋蔵文化財センターでは、学校教育との連携として、この出土品の常設展示のほか、地域の出土品等を使った出前授業や出土品の授業への貸出等を行っていますので、ご希望される学校がありましたら当センターにお問い合わせください。

また、地域社会との連携として、地域の出土品を地区公民館等に常設展示する取組も行っています。

<取組例>

○鳥取市立米里小学校(学校内に保管されていた地域の遺跡出土品(古墳時代の鉄刀、馬具、土師器、須恵器等))

○展示状況

地域の出土品の学校内展示状況〕

〔学校周辺の遺跡紹介パネル〕

〔分かりやすい出土品の説明パネル〕 

〔展示に見入る児童〕

 

  

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センター紹介

 久松山地域は戦国時代以降鳥取城が築かれ、鳥取藩32万石の中心地でした。現在でもこの地域は県庁があり、行政の中心地となっています。

 しかし、戦国時代から遡ること約800年前の奈良時代、県庁から4キロほど離れたこの国府町に国史跡因幡国庁(現在の県庁にあたるもの)がありました。今ではひっそりとした田園地帯ですが、因幡三山(甑山(こしきやま)、今木山(いまきやま)、面影山(おもかげやま))に囲まれ、当時の面影を残す万葉の歴史と古代の出土品にあふれた万葉の里となっています。
 この歴史豊かな万葉の里の一角に埋蔵文化財センターはあります。


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