2人以上の人が利用する施設は、原則屋内禁煙です。決められた場所以外では喫煙ができません。
受動喫煙対策として法律で決められたことは、以下のリンクから確認いただけます。
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屋内は原則禁煙です(改正健康増進法)
(1)喫煙は、様々な健康被害に及びます。
たばこによる健康被害は、多数の科学的知見により因果関係が確立しています。具体的には、喫煙はがん(口腔、咽頭、喉頭、肺、食道、胃、大腸、膵臓、肝臓、腎臓、尿路、膀胱、子宮頸部、鼻腔、副鼻腔、卵巣のがん、急性骨髄性白血病)、循環器疾患(脳卒中、虚血性心疾患等)、呼吸器疾患(慢性閉塞性肺疾患等)、糖尿病、歯周疾患等の原因となります。
このように喫煙は、様々な健康被害に及びます。そして、禁煙することによる健康改善効果についても明らかにされており、肺がんをはじめ、喫煙関連疾患のリスクが禁煙後の年数とともに確実に低下していきます。今すぐ禁煙を行うことが、生活習慣病等の予防に非常に重要です。
(2)妊娠中の喫煙、受動喫煙は妊娠・出産に悪影響を及ぼします。
妊娠中の喫煙は、妊娠合併症(自然流産、早産、子宮外妊娠、前置胎盤や胎盤早期剥離など)のリスクを高めるだけでなく、低出生体重児、死産、出生後の乳幼児突然死症候群のリスクとなります。また、妊娠中の受動喫煙は、乳幼児突然死症候群の要因であることが確実視されているほか、低出生体重・胎児発育遅延との関連も指摘されています。

(3)受動喫煙により、普段たばこを吸わない人にまで健康被害を与えています!
たばこの副流煙による受動喫煙でも、虚血性心疾患、肺がんに加え、乳幼児の喘息や呼吸器感染症、乳幼児突然死症候群(sids)等の原因となるほか、子どもの成長の低下、運動能力の低下、学習能力の低下をもたらします。受動喫煙により、短期間の少量曝露によっても健康被害が生じるとされています。
受動喫煙は、普段たばこを吸わない人にまで健康被害を与えています。
喫煙者への禁煙支援と社会全体で受動喫煙のない環境を作っていくことが非常に重要です。
チラシ 知っていますか?受動喫煙のこと
