作成日:2018年03月15日
第12回弥生の国邑写真コンクール入賞作品

第12回弥生の国邑写真コンクールの入賞作品を紹介します。
素敵な作品をお楽しみください。

【最優秀賞】「悠久の刻(とき)」 撮影者:佐伯範夫氏

講評:暗い雲からこぼれる光が印象的です。天候を読んで、こういう光線を演出したとしたらすごいと思いました。安定した構図は安心して見ることができます。

【優秀賞】「弥生の窓」 撮影者:行長好友氏

講評:建物の中から、外の風景を斜めに大胆に切っています。きれいな青空と傾いた建物の様子もよいと思いました。右下がりの地面が不安定さを感じさせて、見せ方が面白いと思いました。

【優秀賞】「紅葉の丘」 撮影者:松井和博氏

講評:すっきりとした青空と紅葉がきれいです。単純化された構図ですので、遠くに見える高床式建物は小さくても目に飛び込んできます。

【妻木晩田物産振興会賞】「王墓の葺石」 撮影者:玉城健一氏
王墓の葺石
講評:何でもない石が並んだように見える貼石を、形のよい構図で切りとっています。遠くに見える空と海も印象的です。他にも光の使い方のよい作品もあり、画面構成のうまい作者です。

【大山町むきぱんだ賞】「雪の日の訪問者」 撮影者:真砂昇平氏

講評:雪に残った足跡の向こうに、建物を効果よくきちんと入れています。収まりのよい写真です。画面の組み立てと見せ方が上手いと思います。

【米子市よどまちどんぐり賞】「夕照のシルエット」 撮影者:久保田修氏

講評:光る海を背景に、シルエットの建物を印象的に捉えられています。広がりと奥行きを感じるとても良い写真です。

【白鳳の里賞】「火の番人」 撮影者:渡辺敏美氏

講評:遺跡の中の光景ですが、現在の人が写り込んでいると妙な現実感がでます。昔の人も、寒い日にはこのような感じで生活していたのかな思いました。

【スタジオニコフィルム賞】「万年の夕景」 撮影者:吉田源市氏

講評:真ん中の夕日が建物をうまくシルエットにしてくれました。画面の配置もうまいと思います。青い空と赤い夕陽、暗い雲も印象的でよい風景写真だと思います。

【カメラのカヤノ賞】「たんぽぽ2」 撮影者:近藤栄一氏

講評:画面の作り方を心得ていると思います。低い視線から見上げた向こうにある3つの屋根がバランスよく配置されています。安定感がある良い写真に仕上がっています。

【佳作】「雪原の中の竪穴住居」 撮影者:矢野和宏氏

講評:広がりがあるモノトーンのきれいな写真です。雪原の稜線がちょっとだけ傾いているのも、静かな風景の中にも変化をつくり良い画面の切り方だと思いました。


【佳作】「外は大雪」 撮影者:濵邉栞和氏

講評:まわりを暗くしたトンネル効果によって、視線が画面の中心に行きます。開け放ったドアから雪の寒さが入ってくるような気がします。なんとなく気になる写真です。
















【佳作】「3つ並んだお墓」 撮影者:野坂由美子氏

講評:何でもないような3つの丘を、よく切りとったと感心しました。作者は、背景にある弓ヶ浜の形まで意識して画面を作ったように感じられました。
 
 

【休園日】

  • 4月の休園日
    4月22日(月)
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    12月29日~1月3日

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