12月24日、災害時の住民の安全・安心を確保するため、日南町、日野町、江府町と鳥取県は「災害に強い日野郡づくり」相互支援協定を結びました。
日野郡3町と鳥取県は、平成27年に「鳥取県日野郡ふるさと広域連携協約」を締結し、圏域に共通する諸課題の解決に連携して取り組んでいるところです。
今回の相互支援協定は、住民の皆さんの安全と安心を守るため、災害時の相互の支援体制等について、平時から3町と県が一緒になって検討することで、「災害に強い日野郡づくり」に向けて連携して取り組むものです。
協定書に署名後、固い握手が交わされました。

向かって左から、江府町の白石町長、日野町の景山町長、鳥取県の平井知事、日南町の増原町長
協定が締結された後の「鳥取県日野郡連携会議」では、災害時の給食支援、道路除雪、福祉避難所の3つのテーマについて議論が行われました。
「合併しなかったからこそ日野郡の枠組みを活用した連携が大切。日野郡の課題解決に向けた、充実した議論を期待しています。」と鳥取県日野郡連携会議の会長、日野町の景山町長が開会の挨拶

「除雪は日野郡にとって、住民生活に直結する重要な問題です。」
「学校給食の相互支援については、平時から訓練しておくことも必要でしょう。」
「大雪などの気象災害については、専門知識のある機関との連携も必要。勉強会もやってみてはどうでしょうか。」
日野郡の共通課題に対する理解を深めるとともに、日野郡3町と鳥取県の連携をお互いに確認しました。
鳥取県日野郡連携会議では、各テーマごとに今後さらに具体的な検討を重ねていくこととしています。