当サイトではIE10未満のブラウザがご利用いただけません。Browsers with IE10 less can not be used on this site.
メンテナンスのため、9月27日(日) 8時45分~14時10分(予定)の間、閲覧できない状態が数回発生します。詳細は、お知らせをご覧ください。

日野郡の必見情報

 

 

このページでは、日野振興センターの職員が日野郡内のイベントや旬な情報、実際体験したこと、お得な必見情報などを皆さんへお届けしています!

皆さんからの情報もお待ちしています!

【日野ごよみ】でメールしてください。

hino-shinkou@pref.tottori.lg.jp

2016年6月14日

足羽俊夫展(フランス芸術文化勲章受章記念)開催中です!《日野郡の人シリーズ第1号続報》

平成28年6月3日、フランス文化勲章受章記念展足羽俊夫作品展が日南町美術館においてオープンしました。
展覧会会期:6月3日(金)から7月3日(日)

 



オープンを迎え、自身の作品「トルソー」の前で微笑む足羽御夫妻。
パリから日南町に帰って来られたのは5年ぶりですが、その時は再び故郷に戻ることができるとは思わなかったので今回の展覧会は一層喜ばしいものとなったそうです。





いよいよテープカットです。






多くの足羽ファンを前に、足羽画家ご自身が作品の説明をされました。
ファンにとっては贅沢なひとときです。
この作品のタイトルは、「お嬢さん、あなたは小心ですね」(1965年制作)です。
足羽氏のアトリエで働くアシスタントを描いたものですが、彼女の姿は、画家の目にはこのように映ったそうです。
目の奥から怯えていることが伝わってきて、ぶるぶると震えているように感じたとのことです。
使われているフォルム、色など、ここにはこれしかない、というくらい計算し尽くされたものになっているとおっしゃていました。







この作品は「悲しみの王」(1964年制作)です。
崇高な理想を抱き、自分の信ずる道を邁進するも、誰にも理解されない絶望感、しかし、その中にも、いつの日にか絶対にやり遂げるのだ、という希望を持ち続ける孤高の王です。
この王は、どこの組織にも属さず、師の指導に従わず、常に自分の理想とする芸術だけを追い求める足羽画家そのものです。
孤独や絶望、その中にも強い意思と希望という実に複雑な内面世界が、深い蒼、への字に垂れ下がった赤い髭、四角いフォルム、王冠、油絵の具に砂を混ぜて描いた独特のマチエールなどで表現されています。







向かって左の作品は、「カテドラル」(1973年制作)です。
アトリエの近くにあるノートルダム大聖堂を描いたものです。
縦の線が、上昇していく宗教的な力や希望のような崇高な思想を感じさせます。
実際には大聖堂の内にあるステンドグラスが外に描かれています。
(向かって右は、「夜の旅」(1973年制作)です。)
1点の絵を仕上げるのに、6~7年くらいはかかるそうです。






向かって左は、「イタリアの村」(1985年制作)です。
太陽の光が感じられる明るい色彩で描かれ、遠近法を逆手にとったような、騙し絵にも似た楽しさが感じられる作品です。
自転車が敢えて平面的に描かれているのも、ウィットに富んだ足羽画家ならではです。
(向かって右は、「夢見る女」(1986年制作)です。)






向かって左側の、燃えるような赤で描かれた作品は、大山の紅葉を描いたものだそうです。
こちらも画家の心象風景で、真っ直ぐ立つ2本の樹によって非凡な構図となっており、緋のような赤と紅葉のフォルムが印象的です。
足羽画家は、芸術の都パリで、他の誰もやっていないことを追い求め続けてきたそうです。
「パリは、誰かの模倣ではなく、自ら道を切り拓く人だけを認めてくれるまちである、だからパリに住むのです。」とおっしゃいました。
真ん中の作品は、「花の咲いている樹」(2007年制作)です。
様々な方向へ張った枝が、年齢を重ねてなお上へ上へと伸びていく、足羽画家の芸術の可能性を表しているようです。
このように、足羽画家の作品には決まった形がなく、同じ作者の絵とは思えない様々な作品があるのが特徴です。





故郷日南町から東京に出て、渡仏するまで絵の勉強をされていた頃に描かれたスケッチです。
当時の作品は全て処分されたと思っておられたようで、東京時代の作品にこの展覧会で再び巡り会えたことに、画家は驚いておられました。
当時既に高度な技術を身に付けられ、また才能に恵まれていたことがわかる貴重な資料です。
出港してからマルセイユまで、航路で31日かかったそうですが、船の中で描かれたスケッチも展示されており、国籍の異なる人物を豊かな観察力と高い描写技術で描き分けておられることに驚きます。






向かって左より、パリ市から贈られたメダル(2012年)、フランス政府から送られたフランス芸術文化勲章(2015年)、鳥取県から贈られた県民功績賞(2016年)の楯。
画家曰く「画壇に背を向けた反逆的な私に勲章を与えるとは、さすが、文化大国フランス。」とのことです。




足羽俊夫展は、7月3日(日)まで日南町美術館で開催中です。(月曜休館)
ぜひ、この貴重な機会に、あなたの目で足羽俊夫の世界をご鑑賞ください。


日南町美術館リンク
   
http://culture.town.nichinan.tottori.jp/bijyutukan/bijyutukan.top.html.htm


日野振興センター 2016/06/14 in 日野の人シリーズ

問い合わせ先

西部総合事務所 日野振興センター日野振興局
〒689-4503鳥取県日野郡日野町根雨140-1
(電話)0859(72)2086
(ファクシミリ)0859(72)2072
(電子メール)hino-shinkou@pref.tottori.lg.jp

  

 このサイトに関するお問合せは   

西部総合事務所日野振興センター日野振興局
〒689-4503  鳥取県日野郡日野町根雨140-1
TEL : 0859(72)2083   FAX : 0859(72)2072   
Eメール : hino-shinkou@pref.tottori.lg.jp

夜間・休日のお問合せは          

0859-72-0321(代表)

Copyright(C) 2006~ 鳥取県(Tottori Prefectural Government) All Rights Reserved. 法人番号 7000020310000