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鳥取市私立幼稚園PTA連合会

≪特色あるPTA活動事例≫

               

「メディアを考える日」の取組について

                                                                 鳥取市私立幼稚園PTA連合会

1 はじめに


 私ども、鳥取市私立幼稚園PTA連合会は鳥取市内の私立幼稚園12園のPTAで構成し、その家庭数は約2,000におよびます。
 そこで、幼稚園児の現状や育児、教育の情報共有を目的とした機関誌「おさなご」の発行(年4回)や、園児と保護者のふれあいを目的とした「鳥取市私立幼稚園フェスティバル」の開催等の活動を行っています。

2 試行実施(平成19年1月24日~2月28日)

 平成18年10月26日、「鳥取市私立幼稚園フェスティバル」を開催し、児童文学作家の斎藤惇夫さんをお招きし、「メディア・こども・ものがたり」をテーマに、幼児期とテレビ・ゲームとの関わり方の問題点等の講演をいただきました。
 そこで、この講演会で学んだことを継承していくために「メディアを考える日」として平成19年1月24日~2月28日の間の毎週水曜日、ノーテレビ・ノーゲームデーを試行することとしました。

3 試行実施アンケート結果

 試行中の2月上旬、保護者を対象にアンケート調査を実施しました。その結果は、ノーテレビの実施率は約70%で、ゆっくり過ごせた、家族の会話が増えたという感想が多かった一方、実施できなかった家庭では、家族が視聴、きょうだいの生活に合わせた等、同居する家族を要因とする理由が多かったようです。
 また、今後の正式実施については、75%の家庭が希望し、取組についての関心の高さを示す結果となりました。
 このアンケート調査結果は機関誌「おさなご」を通じ、各家庭へ報告を行いました。

                             平成19年2月上旬アンケート結果

ノーテレビデーの実施状況グラフ ノーテレビデーを実施して良かったことグラフ
ノーテレビデーを実施しなかった理由グラフ 今後のノーテレビデー実施の希望グラフ
おさなご28号
機関誌「おさなご」28号

4 正式実施(平成19年7月4日~)

 試行実施のアンケート調査結果に示されるように、各家庭の取組についての関心は高く、平成19年度より正式実施とすることとしました。正式実施にあたっては、試行アンケートで各家庭の生活スタイルに合わせた取組との要望があり、一律に「ノーテレビ・ノーゲーム」とせず、各家庭で目標を決めて実施するように配慮しています。
 また、正式実施を前に平井鳥取県知事と対談を行い、当PTA連合会の取組の説明と幼児教育について意見交換を行いました。

機関紙「おさなご」29号
機関誌「おさなご」29号

5 正式実施アンケート結果

 正式実施から2ヶ月後、夏休み明けの9月上旬に正式実施を受けてのアンケートを行いました。その結果は、ノーテレビの実施率は43%で、試行実施と比較して27ポイントの大幅減となりました。アンケート実施が夏休み明けの実施で、取組が定着していなかったことが原因と考えられます。正式実施に当たり、取り入れた各家庭での実施目標は、全く視聴しないという回答が45%と一番多いものの、時間・番組を決めて視聴という回答も42%と、各家庭で柔軟に対応している状況がわかります。
 一方、実施できなかった家庭では、家族が視聴、きょうだいの生活に合わせた等、同居する家族を要因とする理由が35%、うっかりしていた、実施を知らなかった等、取組の周知不足と思われる理由も35%ありました。
 取組については71%が継続を希望しており、引き続き関心の高さがうかがえます。

                                      平成19年9月アンケート結果
毎週水曜日をメディアを考える日として実施していますかグラフ どのような方法で実施していますかグラフ
実施できなかった理由はなんでしょうかぐらふ 今後もメディアを考える日の継続を希望しますかグラフ

6 今後の取組について

 上記のアンケート結果からもわかるように、より一層の取組の浸透と、家族の協力が必要不可欠であると思います。それらを踏まえ、今後、下記の取組を行うこととしました。
   
    ○各幼稚園での取組
      ・各園のPTA活動を通じ、ノーテレビデーの啓発をはかる。
      ・各園において「子どもとメディア」関わりについて講演会を行う。
      ・教師から園児に引き続き呼びかけを行う。
   
    ○各家庭での取組
      ・保護者が必要性を理解し、祖父母等の同居家族へ協力をお願いする。
      ・小学校、中学校等と連携し、きょうだいもノーテレビに取り組む。