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炭化米や動物・魚骨などが発見されています。

 弥生時代の食卓を復元するのは簡単ではありませんが、出土品から類推することはできます。
 青谷上寺地遺跡の出土品を調べると、田んぼを開墾するための鋤や鍬、稲穂を摘み取る石庖丁、狩猟用の鏃、魚を捕らえる銛や釣り針、タモなど、日々の糧を得るための道具が多いことに気づきます。
 また炭化した米や、シカ、イノシシなどの獣、鳥類、魚類の骨もたくさん見つかっています。
 こうしてみると、ご飯に動物や魚のおかずという、現代に近い食卓が想像されます。参考までに大阪府立弥生文化博物館が復元した「卑弥呼の食卓」は次のようなものです。
玄米の炊き込みご飯、鯛の塩焼き、ハマグリとイイダコとワカメの吸い物、アワビの焼き物、ショウサイフグの一夜干し、茹でワラビ。女王卑弥呼の食事という設定ですが、豪華なものです。
水田
青谷上寺地遺跡で見つかった水田の跡。白線を引いた部分が畦。
青谷炭化米
炭化した米。米を納めた倉庫が火災にあったため、溝や穴の中に大量に捨てられていました。
農具集合
農具の数々。田を耕す鍬や鋤、稲穂を刈り取る穂摘み具、藁打ちの槌。
骨角製
シカの角などで作られた銛先。大型のものは海獣を対象にしたのかもしれません。