令和5年11月26日(日)~12月28日(木)
休館日:12月11日(月)
開館時間:午前9時~午後5時(入館は閉館の30分前まで)
鳥取県立博物館(第1・第2特別展示室および中庭)
鳥取県内のマクドナルド ※高山明作品のみ各店舗の営業時間内に体験できます。
【当日】一般/700円(大学生・70歳以上の方・20名様以上の団体/500円)
※高校生以下の方、学校教育活動での引率者、障がいのある方・難病患者の方・要介護者等及びその介護者は無料
【前売り】一般のみ/500円
※前売り券販売は終了しました。
【主催】創造的対話展実行委員会(鳥取県立博物館、日本海テレビジョン放送株式会社)
【協賛】日本通運、モリックスジャパン、吉備総合電設、三和商事、鳥取県情報センター
【協力】株式会社中川ケミカル、公益財団法人 石川文化財団、マクドナルド、メイちゃん農場、Gallery SIDE2、MISASHIN GALLERY
「ミュージアムとの創造的対話」は、ミュージアムを巡る問いを契機に、国内外の優れたアーティストによる実験的で多彩な表現を展示室の内外に展開させることで、思考を促し、人やモノ、場との対話を重ねながら、その現代的な意味を探ることを目的としたシリーズ企画展です。第4回目の今回は、「ラーニング/学ぶこと」と「シェアリング/共有すること」をテーマに、同時代を生きるアーティストの作品を通じて、従来の美術教育にはとどまらない「第3の学びの場」としてのミュージアムの可能性について考察します。昨今のミュージアムでは、知識や情報を教え育てる教育普及から、自発的で主体性な学び/ラーニングへと重心がシフトし、フラットな関係性の中で様々な経験や出来事を分かち合うシェアリングへの関心が高まっています。作品との出会いをきっかけに、思考を巡らせ、行為や表現に移すプロセスにおける創造性が注目を集めると同時に、アートを介して自分とは異なる他者と出会い、その声に耳を傾け、誰かについて想いを馳せる想像力は、社会的な分断や孤立が進む時代に、世界と向き合い未来を考える上で切実に求められているのではないでしょうか。
本展に参加する3人/組の作家たちは、参加型の展示やワークショップ、プロジェクトなど、体験やコミュニケーションを通して人と人、アートと社会との関係性に問いを投げかけ、学びと共有の現場を作り出します。本展が社会教育施設としてのミュージアムという場を改めて見直す機会となり、これからの活動の指針となることを願っています。
画像(上)小沢剛《あなたが誰かを好きなように、誰もが誰かを好き【劇場版】》2015 いわき芸術文化交流館アリオス photo: 白圡亮次
画像(下)リクリット・ティラヴァニ《Untitled 2016 (mañana es la question)》Installation view, CCK,Buenos Aires, Argentina
> 小沢剛 Tsuyoshi Ozawa
> ヤギの目 The Goat’s eye projects
> 高山明 Akira Takayama
> リクリット・ティラヴァニ Rirkrit Tiravanija
詳細はこちら

会場:鳥取県内のマクドナルド店舗(全10店舗)
マクドナルド店舗に設置されたQRコードを各自がスマートフォンで読み込み、講義を聴講します。
〈鳥取で制作された3つの新レクチャーを含む17の講義から選択できます〉
『マクドナルドラジオ大学』とは?
町中のマクドナルドを大学に変える高山明氏が主宰する演劇ユニット「Port B」によるアートプロジェクトです。
「教授」はなんらかの理由で故国を離れることになった移民や難民で、参加者は「学生」としてマクドナルドに入店し、ハンバーガーやコーラとともに「教授」の経験や知識に基づいて作られたレクチャーを聴講することができます。
【詳しくはこちら】