鳥取市内居住の80代女性が、3,800万円をだまし取られる特殊詐欺(架空料金請求)事件が発生しました。
令和2年12月上旬頃、女性宅に大手電機メーカーを名乗る男性から「当社と大手流通企業との株取引があるが、その取引をするのに200名ほどの個人名を集めて取引をすることにしたが、その中にあなたの名前がある。」「この取引を完了してしまわないと、取引で勝手に個人名を使用してしまったことで私もあなたも逮捕されてしまう。口座開設してもらう必要があり、2,000万円を用意し送ってほしい。実績が確認できれば全額返金される。」などと電話があり、12月15日から同月25日までの間、指示された兵庫県内の住所に5回にわたり現金合計2,000万円を送付しました。
さらに、1月6日、大手流通企業を名乗る男性から「大手電機メーカーの男性が逮捕され、あなたにも共謀の容疑がかかっており、逮捕されないためには2,850万円の補償預託金が必要である。裁判が終われば、全額返金される。」などと言われ、翌7日から18日までの間、同じ住所に3回にわたり現金合計1,800万円を送付したものです。