10月8日(水)の記事

詐欺未遂、組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律違反事件被疑者の逮捕(米子警察署)

 米子警察署は10月8日、詐欺未遂、組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律違反事件の被疑者としてベトナム国籍の男を逮捕しました。

 被疑者は9月15日から10月8日までの間、氏名不詳の者らと共謀の上、かねてから投資名目で現金をだまし取っていた米子市内に居住する男性から、さらに架空の人物になりすまして現金をだまし取るとともに、だまし取った収益について事実を仮装しようと考え、LINEのメッセージ機能を利用して、男性に対して、男性が保有する口座が凍結されおり、凍結を解除するためにはお金を払う必要がある等とうそを言って、現金10万円及び金250グラムを茨城県内の一般住宅に配送させるように仕向けて、配送先で宅配便を受領しようとしましたが、男性が警察に相談したため、その目的を遂げなかったものです。


特殊詐欺(オレオレ詐欺)事件の発生

 9月15日、東伯郡琴浦町に居住する男性のスマートフォンに「+」から始まる電話番号から着信があり、男性がガイダンスに従って番号を押すと、デジタル庁通信監理局の職員を名乗る男につながり、「通信サービスが使用できなくなります。被害届を提出しないといけないので、警視庁の警察官に電話をかわります。」等と言われました。

 電話に出た警察官を名乗る男は、LINEに誘導し、男性に対して「あなた名義で契約している携帯が詐欺グループで使われており、警察が捜査しています。」「無実を証明するために、捜査に協力してください。」等と言いました。

 9月19日、男性は、警察官を名乗る男から「口座のお金は犯罪グループのお金なので調べる必要があります。口座の情報を教えてもらえれば、在宅捜査にすることもできます。」などと言われ、逮捕状の画像が送られてきたため、男性が口座情報を男に伝えると、検察官のLINEアカウントを教えられ、検察官を名乗る男から「あなたの口座に入っているお金の指紋を確認する必要がある。」等と言われ、検察官を名乗る男が指定する口座に200万円を振り込んでだまし取られる特殊詐欺事件が発生しました。


SNS型投資詐欺事件の発生

 5月8日、鳥取市内居住の男性は、男が情報発信するインターネット上で株式投資に関するサイトを見つけ、サイトのリンクから女のLINEアカウントを登録しました。男性は女から「男が推奨する投資機関の会員になれば、優良株の情報が得られる。」等と言われ、投資に参加しました。

 男性が、6月5日及び6月6日にカスタマーサポートから指定された口座に合計100万円を振り込むと、男性の口座に利益と同額分が振り込まれたため、男性は正規の投資だと信じて6月13日から7月8日までの間、約1,200万円を振り込んでだまし取られる詐欺被害に遭ったものです。


県内の交通事故発生状況(10月8日)

区分

当日

本年

前年

増減数

件数

2

405

457

-52

死亡事故件数

0

9

6

3

死者数

0

9

8

1

負傷者数

2

470

515

-45

  

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