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大量の人骨からは、青谷上寺地弥生人の形質・ルーツまで迫れるか?

 青谷上寺地遺跡から見つかった大量の弥生人骨にはどのような意義があるのでしょうか。
 全国で見つかっている弥生人骨のほとんどは弥生時代前期から中期のもので、青谷上寺地遺跡で弥生時代後期の人骨が大量に出土したことは、日本人の形質がどのように形成されたかを知る上で大きな意味を持っています。
 また脊椎カリエスなどの病気の痕跡を残す人骨も見つかっており、弥生人を取り巻く環境を知る手掛かりとなっています。

人骨出土状況
遺跡中心部を区画する大きな溝の中から人骨が散乱状態で出土した様子。点数にして約5300点、100体以上の人骨がまとまって埋もれていました。
埋葬状態の人骨
埋葬状態の人骨も見つかっています。熟年男性で変形性脊椎症を患っていたことが分かりました。
骨
脊椎カリエス症によってほとんど直角に曲がってしまった背骨。
国内最古例です。(提供:鳥取大学医学部機能形態統御学講座形態解析学分野)
弥生人の脳
弥生人の脳。青谷上寺地遺跡からは3体分の脳が見つかっています。
・30~40歳代男性
・40~50歳代男性
・20歳代女性(写真のもの)
弥生人は何を考えていたのでしょうか。
(提供:鳥取大学医学部機能形態統御学講座形態解析学分野)