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(展示終了)シリーズ・美術をめぐる場をつくる4「感じる―鈴木昭男と宮北裕美のありかた」

鈴木昭男と宮北裕美シリーズ・美術をめぐる場をつくる4.
感じるー鈴木昭男と宮北裕美のありかた


サウンド・アーティストの鈴木昭男氏とダンサー/アーティストの宮北裕美氏のコラボレーションによる展覧会です。鳥取市内のフィールドワークを元に、音や身体の動きを取り入れた新作インスタレーションを発表します。  
Photo: Naoki MIYASHITA 

 

展覧会について

展示プラン 鳥取県立博物館では、令和7年春に開館する鳥取県立美術館での「美術を通じた学び」を支援する「アート・ラーニング・ラボ(A.L.L.)」の設置に向けて、子どもたちが美術作品やアーティストと出会う機会を増やす方法や、美術館と学校との連携方策、館内外での教育普及事業について、実践的な調査研究を進めています。

 この一環として令和元年に立ち上げた「シリーズ・美術をめぐる場をつくる」では、子どもたちをはじめとして幅広い年齢層が多様なアートと出会う場の創出を試みてきました。第4回目を迎える今回は、サウンド・アーティストの鈴木昭男氏、ダンサー/アーティストの宮北裕美氏による鳥取のためのインスタレーション作品を公開します。また、音やダンスなど身体表現をベースに表現活動をおこなう両名のライヴ・パフォーマンスもあわせて実施し、多様な鑑賞体験を提供します。

 本事業を通じて、「アートと出会い、アートに触れ、参加できる」場をつくり、アートを身近に感じるとともに、表現や鑑賞を楽しみ、子どもから大人まで誰もが美術を通じて学ぶ機会を創出することを試みます。

画像(上):鈴木昭男による鳥取県立博物館のための展示プラン

 

作品画像

会期

会期:令和5年2月24日(金)~3月21日(火・祝)
休館日:月曜日(3月20日(月)を除く)
午前9時~午後5時(入館は閉館の30分前まで)※開館延長はありません。

会場

鳥取県立博物館 2階 第3特別展示室 

主催

主催:鳥取県立博物館

制作協力:株式会社ヤマモト、山崎昭典(録音)、東京音響工芸(音響)、田中哲哉(照明)、HANA DESIGN ROOM(衣装)

観覧料

【観覧料】一般/180円 (20名以上の団体/150円)
大学生以下、学校教育活動での引率者、 70歳以上の方、障がいのある方、難病患者の方、要介護者およびその介護者は無料

★前売券はございません。

★同時開催中の企画展「安岡信義」展にご入場いただいた方は、当日に限り、当展覧会を無料でご観覧いただけます。

作家プロフィール

鈴木昭男(すずき・あきお)

鈴木昭男氏1941年生まれ。1963年、名古屋駅でおこなった《階段に物を投げる》以来、自然界を相手に「なげかけ」と「たどり」を繰り返す「自修イベント」により、「聴く」ことを探求。1970年代にはエコー楽器《アナラポス》などの創作楽器を制作し、演奏活動を始める。1988年、子午線上の京都府網野町にて、一日自然の音に耳を澄ます《日向ぼっこの空間》を発表。1996年に街のエコーポイントを探る「点 音」プロジェクトを開始。ドクメンタ8(ドイツ、1987年)、大英博物館(イギリス、2002年)、ザツキン美術館(フランス、2004年)、ボン市立美術館(ドイツ、2018年)、東京都現代美術館(2019)など、世界各地の美術展や音楽祭での展示や演奏多数。

 

 

宮北裕美(みやきた・ひろみ)

宮北裕美兵庫県伊丹市出身。イリノイ大学芸術学部ダンス科卒。舞台芸術の出演や振付を経て“立つ、歩く、座る”と言ったシンプルな動作、身の回りのモノや現象にダンスを見出し、即興パフォーマンスや視覚芸術の可能性を探る。2012年、京丹後市に拠点を移し、浜で採集した自然の石を打つダンス「NuTu(ヌトゥ)」を創始、国内外で上演。近年は美術館、鉄道、公園、路上、日本庭園など様々なサイト・スペシフィック・パフォーマンスを手がけ、「その日のダイヤグラム-丹後~豊岡 パフォーマンス列車の旅」(京丹後市・豊岡市、2017年)などをディレクションする。ダンサーとして活動してきた固有の時間感覚や空間感覚を美術表現へと持ち込み、3331 アーツ千代田(2019)、Kunsthaus Dresden(2021)などで発表している。

 

関連プログラム(終了しました)

●オープニング・イベント
2023年2月26日(日)14時~16時 第3特別展示室|要観覧料

〇 ライヴ・パフォーマンス:14時~
 鈴木昭男と宮北裕美が展示室を会場にパフォーマンスを行います。
〇 オープニング・トーク:15時~16時

松尾恵氏をゲストにお迎えし、アーティストのおふたりとともにこれまでの活動などを伺います。

松尾恵氏

ゲスト/松尾惠:

ギャラリスト。京都市立芸術大学卒業。作家活動を経て、'86年よりヴォイスギャラリー運営。現代美術の京都拠点の作家、海外作家を紹介。美術の身体性に関心があり、舞台作品や身体表現の製作への参加や、芸術との関わりを探って考古学・物理学などの研究者との協働も行う。’90年代より京都市の文化行政に関わり、京都国際現代芸術祭PARASOPHIAや美術館再整備検討委員会などに参加。’95年ACC奨学生としてアメリカの非営利芸術活動視察。現在は、公益財団法人京都市芸術文化協会理事(京都芸術センター指定管理者)。

 

 

●映画「ソラネ 幸福の帽子をかぶって生まれてきた子」上映会&ディレクター・トーク(終了しました)
2023年3月12日(日)13時~16時30分 講堂|参加無料

上映会2012年から2017年にかけて鈴木昭男と宮北裕美を追いかけた長編ドキュメンタリーをプレミア上映します。上映後には宮岡秀行監督とアーティストによるアフタートークを行います。

(画像:Photo Atsushi Koyama)

 

ー監督からのメッセージー 鳥取での初上映にあたって

 

宮岡秀行監督

監督/宮岡秀行(みやおか・ひでゆき):

映画人。1967年広島生。作品に、「セレブレート シネマ 101」(1996年/共同監修:織田要)、「母モニカ」(2001年/共同制作:三好暁)、「徴は至るところに」(2010-2019)など。

映画制作ワークショップ&イベント「鷺ポイエーシス1.~5.」を1998年〜2001年まで主催。その後、城戸朱理監修のTVプログラム「Edge」を2001年~2017年まで制作。鈴木昭男と宮北裕美主演の映画「ソラネ」は2011年12月3日にクランクインして、約5年間のポストプロダクションを経て2023年の春節に完成、鳥取県立博物館にてお披露目(初上映)される。

【上映会予告編】

映画予告編

 

 

●音とダンスのパフォーマンス「Ta Yu Ta I 」
2023年3月19日(日) 14時~ 講堂|入場無料

H2AD(鈴木昭男、宮北裕美、山崎昭典 、drowsiness、安田敦美)がライヴ・パフォーマンスを行います。

出演/H2AD

鈴木昭男、宮北裕美、ギタリストの山崎昭典、シンガーソングライターの安田敦美、ギタリストのdrowsinessにより、2022年9月初演「彼岸の空に」(京都府京丹後市)を経て結成。

2022年のパフォーマンス映像 H2AD 「彼岸の空に」より

〈メンバー紹介〉
鈴木昭男 ・宮北裕美AD(山崎昭典 × drowsiness)山崎昭典 ・drowsiness

 

パフォーマンス動画

 

チラシ

チラシ表  チラシ表

チラシ画像をクリックすると、PDF(表1.6MB・裏1.4MB)で拡大してご覧いただけます。

 

いっしょにみてみて、もくようび。

ベビーカーのイラスト展示室に小さなお子様とご一緒においでいただき、気兼ねなく作品鑑賞をしていただくための時間として、会期中の毎週木曜日の午前中を「子どもと一緒の鑑賞優先時間」としています。ベビーカーを押して、ぜひお越しください。

ミュージアムショップ(販売は終了しました)

商品紹介写真当展覧会の作家・鈴木昭男さんのCDやLP、宮北裕美さんの手がけたTシャツやマスク、その他様々なグッズを1階ミュージアムショップで取り扱っています。

 

また、展覧会会期中にミュージアムショップで商品を購入され方へ、会計1回につきポストカードを1枚プレゼントいたします。対象のポストカード45種類よりお選びください。

お問い合わせ

鳥取県立博物館 
〒680-0011鳥取県鳥取市東町二丁目124 TEL.0857-26-8042 FAX.0857-26-8041

(美術振興課 TEL.0857-26-8045)

  

制作風景

鈴木昭男制作風景(鳥取市千代川河畔)

 


最後に本ページの担当課    鳥取県立博物館
    住所  〒680-0011
                 鳥取市東町二丁目124番地
    電話  0857-26-80420857-26-8042
       ファクシミリ  0857-26-8041
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