メカ車はEV化へとシフトし、電子化の波を受けて、ものづくりの基礎基盤である「はんだ技術」が今まで以上に重視され、はんだ付けの安全性・信頼性が確保されていることを見極める目が不可欠となっています。
本講座では電気系・メカ系開発者や製造現場の監督者、生産技術担当者、品質管理担当者を対象とし、はんだ理論、科学的知識に基づく鉛フリーはんだ付け実習を通じて、はんだの安全性・信頼性を見極める能力、生産性の向上を実現できる能力、自社・協力会社の工程監査能力を養成します。また、はんだ付け実技は「はんだ付け資格NASA3級レベル」の内容を扱います。
受講を希望される方は必ず「共通講座受講にあたってのお願い」をご確認頂き、ご承知の上お申込みください。
講座内容の詳細はこちらのチラシでご確認ください。応募チラシ (pdf:1232KB)
開催概要
日時 : 令和5年8月23日(水)~24日(木) 2日間コース 9時30分~16時30分
会場 : ポリテクセンター鳥取 (鳥取市若葉台南7-1-11)
定員 : 10人(先着順)
受講料: 一人当たり1 2,000円 (教材、テキスト代を含みます)
講師 : 安信経営工学研究所 所長 柴田 義文 氏
日本アルミット株式会社 顧問 松本 輝政 氏
講座内容
< 1日目 >
1.はんだの製品安全性問題
(1)製品回収、リコール状況
(2)発火システム
(3)はんだの疲労による不具合
2.はんだ基板の信頼性・安全性
(1)はんだ工程監査の留意点
(2)クリーン3原則による工程設計の留意
3.はんだの安全性・信頼性と故障解析
(1)故障解析事例
4.PbとPbフリーはんだの特徴
(1)はんだの広がりの特徴
(2)特徴の違いによる留意点
5.はんだの不具合事例
(1)不具合事例と発生要因、その他対策
(2)はんだ不具合のバスタブ曲線
(3)基板、部品の留意点
< 2日目 >
1.はんだ実習の解説
(1)実習手順と留意点
(2)NASA3級レベルに基づく実技トレーニング
2.はんだ実習
(1)NASA3級レベルに基づく実技トレーニング
(2)個別評価と実施指導
3.まとめ 講義の補足と質疑応答
申込方法
「とっとり電子申請サービス」からお申込みください。
https://apply.e-tumo.jp/pref-tottori-u/offer/offerList_detail?tempSeq=8620
スマートフォンの場合はこちらのQRコードもご利用いただけます。
申込期間
令和5年6月21日(水)9時 ~ 7月25日(火)15時
問い合わせ先
鳥取県商工労働部雇用人材局産業人材課 担当:岸本、山本
電話 0857-26-7691
○本事業は厚生労働省の「地域活性化雇用創造プロジェクト」の採択を受け、地域に良質な雇用を産み出すため鳥取県
が実施する事業(通称:地プロ)です。
○事業の効果検証のため、利用企業は年2回の雇用実績調査にご協力ください。