令和元年8月6日(火) に「被災宅地危険度判定実施本部図上訓練及び実地訓練」を開催しました。
午前の図上訓練には県内市町村の職員を中心に29名、午後の実地訓練には県内市町村の職員及び県の職員含め34名の方にご参加いただきました。
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日時:令和元年8月6日(火)午前9時30分から午後4時30分まで
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場所:倉吉スポーツセンター研修室(実地訓練は屋外で実施)
《実施本部図上訓練》9時30分~12時
橋本講師より近年発生した北海道胆振東部地震での被害報告及びその対策等について、説明がありました。また、訓練では平成28年度に発生した鳥取県中部地震での判定活動経験を踏まえ、発災から実施本部立ち上げ、必要資機材準備を進める一連の流れを確認し、演習課題も行いました。
《実地訓練》13時~16時30分
段ボールやテープなどで被害を模擬的に再現した擁壁やのり面を用いて、4人(又は5人)班ごとに、宅地の被災状況を判定する訓練を行いました。
訓練では、実際の擁壁やのり面などに再現された被災状況を実測で確認し、班ごとに調査表を作成し、調査結果を基に「危険宅地(赤)」「要注意宅地(黄)」「調査済宅地(青)」の判定ステッカーを設置しました。各班で作成した判定表をもとに、班ごとに判定結果の発表を行ってもらいました。
《訓練実施状況》

実施本部図上訓練
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実地訓練
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令和元年度鳥取県被災宅地危険度判定実施本部図上訓練及び実地訓練の当日資料は、次のとおりです。
※一部の資料はインターネット上で閲覧不可としています。ご了承ください。
【図上訓練AM】
講習会次第
資料1_近年発生した災害での状況報告(北海道胆振地震の例)
資料2_被災宅地危険度判定実施本部図上訓練テキスト
資料3_訓練課題
訓練課題(回答例)
【実地訓練PM】
講習会次第
資料4_制度概要
資料5_危険度判定の実務ポイント
資料6_事前ガイダンス
資料7_実地訓練の流れ
実地訓練模範解答
本県では、いつ・どこで発生するか分からない大規模災害に備え、被災宅地危険度判定士のスキルアップ及び実施体制整備の強化を図ることを目的に、下記のとおり鳥取県被災宅地危険度判定実施本部図上訓練及び実地訓練を開催します。
1日時 令和元年8月6日(火)
午前9時30分~午後4時30分
2開催場所 倉吉スポーツセンター研修室及びその周辺
(鳥取県倉吉市葵町)
3講義内容 ■午前・・・【被災宅地危険度判定実施本部図上訓練】
○発災~判定体制構築までの実施本部での具体的な業務
○判定計画の作成(演習課題)
■午後・・・【被災宅地危険度判定実地訓練】
○被災状況を模擬的に再現した擁壁等を用いての訓練
4 講師 国士舘大学 理工学部 橋本 隆雄教授
(東日本大震災、熊本地震、北海道胆振東部地震など数多くの災害現場で被災調査を行っており、また、被災宅地危険度判定制度を熟知され、本制度の第一人者としてご活躍されている先生に講師をお願いしております。)