キノコの食中毒のほとんどが9月から11月に集中して発生しています。
キノコの毒はとても強く、なかには短時間で死亡するものもあります。
食中毒の原因となるキノコには、ツキヨタケ、クサウラベニタケ、ドクツルタケなどがあります。
また、平成16年9月以降、従来食用キノコとされていたスギヒラタケを食べて原因不明の急性脳症になる例が東北地方や北陸地方で相次ぎ、十数名もの方が亡くなっています。
現在も原因追求の調査が進められていますが、いまだ解明されていません。原因究明されるまでは、スギヒラタケの摂取や販売は控えていただくようお願いします。
毒キノコ食中毒を防ぐ5つのポイント!!
1 キノコ狩りは、キノコをよく知った経験者と行く。
2 確実に鑑定された食用キノコ以外は採らない。
3 図鑑の写真や絵で勝手に鑑定しない。
4 加熱や塩漬けしてもキノコの毒は消えない。
5 見慣れないキノコは絶対に食べない。 |
写真
ツキヨタケ
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クサウラベニタケ
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ドクツルタケ
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スギヒラタケ
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※写真提供:(社)農林水産技術情報協会