加熱不十分な鶏肉(鶏刺し等)を原因とする、カンピロバクター食中毒が多く発生しています!
カンピロバクターとは
特 徴: 熱に弱い
潜伏期間: 2日~7日
症 状: 下痢、腹痛、発熱、頭痛、悪寒など
分 布: 鶏や牛等の多くの動物が保菌しています。
カンピロバクターによる汚染状況
◆鶏肉◆ 鶏肉の汚染率 20~40% 農場での汚染率 20.5%
(厚生労働科学研究食品安全確保研究事業「細菌性食中毒に関する研究」より)
◆牛肉◆ 生レバーの汚染率 11.4%
(厚生労働科学研究食品安全確保研究事業「食品製造の高度衛生管理に関する研究」より)
カンピロバクターによる食中毒の予防
- 食肉は十分に加熱調理(中心部を75℃以上で1分間以上加熱)しましょう。
- 汚染の可能性のある食肉からの二次汚染を防止(食肉は他の食品と分けて処理・保存、手洗い、調理器具等の洗浄・殺菌)しましょう。
- 生肉を取り扱う箸と、食べる箸は分けて使いましょう。