
鳥取県中部地震では、県中部を中心として大きな被害を受けましたが、地域住民が支えあいながら避難や避難所運営を行うなど、震災からの復旧・復興に向けて「とっとり」ならではの地域のチカラや人の絆が見られました。
地震から1年を迎えるにあたり、語り手と聞き手の対話を通じて、語り手の体験や心情を言葉で紡ぎだす「聞き書き」によって集めた被災者の声の中から、支えあいながら復旧に向けて取り組む様子など、とっとりの人のあたたかさを紹介するパンフレット「とっとりのキズナ・とっとりのチカラ」を発行しました。
左の画像をクリックしてご覧ください。
「とっとりのキズナ・とっとりのチカラ(PDF,3985KB)」

倉吉市で地元野菜の移動販売を行うリアルマックは、販売を通じて被災地域の高齢者の安否確認や家屋の小さな修繕を行いました。高齢化が進む地区では、週2回の販売日を心待ちにする声が多く、今後も見守りを継続していきます。
・
「リアルマック」サイトリンク

湯梨浜町の三八市実行委員会は、余震が続く中でも野菜や農具、総菜などを販売する「三八市」を開催しました。住民の買物支援や心がやすらぐ場所の提供に、住民の笑顔が集まりました。
・
「いきいき直売よどや&三八市」サイトリンク

鳥取県漁業協同組合は、給食センターが被災し、給食が困難となっている倉吉市の小中学校にカニ汁の炊き出しを行っています。温かい汁物が非常にうれしいと、たくさんのお礼の声が届いています。
・
鳥取県漁業協同組合の活動紹介ページリンク
・
鳥取県漁業協同組合サイトリンク

NPO法人あゆみは、11月4日(金)から11月17日(木)まで倉吉市内の小中学校の児童・生徒約4,200名に給食の無料支援を行いました。当日は、キッチンカーで調理されたハンバーグカレーが届けられました。
・
NPO法人あゆみ活動紹介ページリンク

とっとり震災支援連絡協議会は、11月3日(木)に湯梨浜町中央公民館で芋煮会を開催。地元の企業、ボランティア、タレントのなすびさんらの協力も得て、東北の郷土料理の芋煮を提供しました。参加者からは、不安の中でも元気が出たなどの声をいただきました。
・
とっとり震災支援連絡協議会サイトリンク
・
芋煮会活動紹介ページリンク

倉吉観光マイス協会は、誘客により復興を応援しようと倉吉の白壁土蔵群などで「鳥取県は元気です!」キャンペーンを開催。県外や海外の観光客にカニ汁でおもてなしをしました。温かいカニ汁は大変喜ばれ、用意していた200杯は短時間で終了しました。
・
倉吉観光マイス協会サイトリンク

NPO法人鳥の劇場は、震災の不安やストレスを感じている子どもたちに和んでもらおうと、県中部の4小学校に劇団員を派遣して演劇ゲームなどを実施しました。子どもたちは体を動かしたり声を出したりしながらゲームを楽しみました。
・NPO法人鳥の劇場サイトリンク

鳥取城北高等学校と鳥取市立西中学校の相撲部員は、倉吉市立上北条小学校に避難している約200人に、鶏と豚肉の団子やキャベツなどたくさんの具の入ったしょうゆちゃんこを作りに行きました。避難所の方々は、おいしいと笑顔を見せていました。
・
鳥取城北高等学校相撲部サイトリンク
・
鳥取市立西中学校サイトリンク

倉吉市で子ども食堂と地域交流の拠点を提供するほっとここは、オープン目前で被災。クラウドファンディングなどの支援をはじめ、地域の方々や協力団体からの温かい応援などにより、12月17日にオープンすることができました。
・
ほっとここ紹介ページリンク