感染症対策センター

 感染症発生動向調査の伝染性紅斑の集計速報値(令和元年第48週:11月25日~12月1日)で、下記のとおり西部地区の患者報告数が警報開始基準値である1定点当たり2人に達したことから、本日、県内全域に伝染性紅斑警報を発令しました。なお、伝染性紅斑警報発令は今年2回目となります。
今後も大きな流行が継続するおそれがありますし、インフルエンザも流行が始まったことから、県民の皆さまにおかれましては手洗い、マスク着用等の感染予防の励行をお願いします。

1 発令地区
   鳥取県全域

2 定点あたりの患者数(令和元年第48週(11月25日~12月1日))

  1.16人(東部地区:0.38人、中部地区:1.25人、西部地区:2.00人、報告患者総数:22人)

  

県民の皆さんへのお願い

  • 個人衛生(手洗い、消毒等)を徹底しましょう。
  • 症状がある場合は、咳エチケットを心がけましょう。
  • 妊娠中(特に妊娠初期)に感染した場合、まれに胎児の異常(胎児水腫)や流産が生じることがありますので、周囲で患者発生がみられる場合は、妊娠中のあるいは妊娠の可能性のある女性は、できるだけ患者との接触を避けるよう注意してください。
  • 症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

伝染性紅斑とは

  • 発しんを主症状としたヒトパルボウイルスB19による感染症で、感染経路は患者の咳やくしゃみなどによる飛沫感染と手などを介した接触感染です。
  • 頬がりんごのように赤くなることからりんご病とも呼ばれます。
  • 症状は、両頬に紅い発しん、手・足や体に網目状の発しんがみられ、1週間前後で消失します。発しんが出現する7~10日前に、微熱や風邪のような症状が見られることが多く、この時期に最もウイルスが排泄されます。発しん出現時にはウイルスの排泄はほとんどなく、感染力はほぼ消失しています。

  

最後に本ページの担当課    鳥取県 福祉保健部 感染症対策センター
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