当サイトではIE10未満のブラウザがご利用いただけません。Browsers with IE10 less can not be used on this site.

第3章 戦略テーマIII 海外誘客戦略

 アジア諸国の経済成長、国のインバウンド推進などを背景に、日本を訪れる外国人観光客、特に個人客(FIT)が急増しています。本県は地理的に北東アジアに近く、西日本と北東アジアとの間における主要な拠点・ゲートウェイ(玄関口)となるポテンシャルをもっています。
 当県の強みである定期航空便「米子ソウル便」、「環日本海定期貨客船」のほか、県内空港、港湾へのチャーター便就航やクルーズ客船寄港により本県へのダイレクトの誘客を図るとともに、羽田空港、関西国際空港などの近隣空港への定期航空便も活用し、市場やアプローチの深度に合わせて積極的な誘客を図ります。
  

1 戦略的なプロモーションと情報発信の強化

本県を訪れる外国人観光客の約9割が、東アジアや東南アジアから訪れており、また約5割が韓国からの送客となっています。地域間の誘客競争が激化する中、訴求力を高めつつ効果的な誘客を図るため、ターゲット(国・地域・旅行形態)を明確にし、それぞれのアプローチ深度に応じたプロモーションを実施するほか、近隣府県と連携し、各地の空港も活用した広域観光ルートの提案と情報発信の強化に取り組みます。

1 戦略的な観光プロモーションの展開

本県の最大マーケットである韓国、一層の伸びが期待される台湾、中国、香港の4つを重点市場として特に誘客を推進するほか、ロシア、東南アジアも視野に入れ、市場別にアプローチ深度に応じたプロモーションを実施します。また、近隣府県と連携し、各地の空港も活用しながら、各地の魅力ある観光資源を盛り込んだ訴求力のある広域観光ルートを提案するとともに、その情報発信を強化します。

2 海外旅行会社等とのタイアップによる誘客促進

海外旅行会社等とのタイアップにより、ターゲット(国・地域・旅行形態)のニーズに応じた旅行商品企画造成や販売を促進し、誘客を図ります。

3 情報発信の強化

海外の旅行マーケットにおける本県の認知度は依然として低く、継続して情報発信を進めていく必要があります。国のVJ事業※ も活用しながら、中国地方、関西広域連合などの広域エリア全体のイメージを訴求力ある形で継続して発信することで、鳥取も含めた認知度の向上を図るとともに、「鳥取ならでは」の魅力ある観光素材をプロモーションツールや外国語サイト等で数多く紹介していきます。
※ 自治体、観光関係団体、民間企業等が連携して外国人旅行者の訪日を促進しようとする事業

2 航路の安定運航と多彩な玄関口の設定

山陰の玄関口として訪日外国人の来訪に大きく貢献してきた山陰唯一の国際定期航路である「米子ソウル便」及び「環日本海定期貨客船」の安定運航に向けた取り組みを継続するほか、県内空港・港湾への国際チャーター便就航やクルーズ客船寄港誘致を進め、多彩な玄関口の設定に努めます。

1 定期航路の安定運航

米子ソウル便、環日本海定期貨客船は、いずれも山陰唯一の国際定期航路として、観光、ビジネス、国際交流など幅広い分野で、地域・県民に大きな便益や経済効果をもたらしています。一方で、東日本大震災に起因する風評被害や、政治情勢などの外的要因により、利用者数が影響を受けやすい実態もあります。今後も安定運航のため、山陰国際観光協議会(国際定期航路利用促進委員会)を中心に様々な利用促進事業を実施し、需要の掘り起こしと安定運航に努めます。

2 国際チャーター便就航・クルーズ客船寄港の誘致

プロモーション成果により、台湾・香港からの大規模な連続チャーター便が就航するなど国際チャーター便就航による誘客数も近年にない伸びを見せるなか、継続して、県内空港(鳥取砂丘コナン空港・米子鬼太郎空港)を活用した、連続チャーター便の誘致及び境港及び鳥取港へのクルーズ客船の寄港誘致を継続して実施します。

3 受入環境整備

日本を訪れる外国人観光客、中でも自ら情報収集し、旅を計画する個人客(FIT)が急増している中、本 県を来訪する外国人観光客に心地よく滞在していただくため、標識や観光案内板の多言語対応、無料公衆無線 LAN環境の整備推進による情報収集発信の支援、多言語コールセンターを活用した言語バリアフリー化、消 費免税店の拡大、地域限定通訳案内士の創設・育成を進めるなど、外国人観光客が安心して当地を楽しめる受 入環境の整備を進めます。

1 外国人観光客の周遊性を高める多言語環境の整備

外国人観光客が出来るだけ「言葉の壁」を感じることなく旅を楽しんでいただき、ゆっくりと当地を周 遊いただけるよう、道路の案内標識や観光案内板等の多言語化、交通事業者による施設・車両等の案内表 示の多言語化の取組を推進します。 また、観光ガイドマップや観光施設のパンフレット、ホームページ等の多言語化を進めることで、観光 情報をあまさず収集し当地の魅力を体感していただくとともに、体験した情報をリアルタイムで発信して いただくことで、鳥取県の魅力を多くの外国人に知ってもらい、鳥取県を旅の目的地として選んでいただ けるよう、モバイル貸出サービス、無料公衆無線LAN環境の整備等を引き続き推進するほか、鳥取なら ではの楽しみを伝達できるような地域限定通訳案内士やガイドの創設・育成を進めます。

2 外国人観光客が安心して旅を楽しめる受け地づくり

外国人観光客が、文化やマナーの違いに大きく戸惑うことなく安心して旅を楽しんでいただけるよう、 ホテル・旅館をはじめ各種施設におけるスムーズな意思疎通を支援するコールセンターサービスを継続し て提供します。 また、ベジタリアンや様々な禁忌のある外国人観光客によるスムーズな選択ができるよう、レストラン やホテルにおける、食事含有物の内容表示、ピクトグラム等表示整備といった基本的な情報提供を促進す るほか、ムスリム観光客への対応として、食事提供においては豚肉やアルコールの使用の有無の表示やハ ラール認証の支援、礼拝においてはお祈りマットやキブラコンパスの整備、礼拝場所の提供に努め、安心 して当地をお楽しみいただける受入環境の整備を進めます。 そして、鳥取の民工芸品や特産品、食をはじめとした良いものに触れ、大いに味わい、お土産として持 ち帰っていただけるよう、ショッピング等の利便性を高めるキャッシュレス決済や両替機能の拡大、消費 免税店の普及拡大に継続して取り組みます。
  

最後に本ページの担当課    鳥取県 交流人口拡大本部 観光交流局 観光戦略課
   住所  〒680-8570 鳥取県鳥取市東町1丁目220
   電話 0857-26-72180857-26-7218  ファクシミリ  0857-26-8308
    E-mail  kankou@pref.tottori.lg.jp